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エイジング―80歳以上の若者が暮らす島― の感想と評価(良いところ、悪いところ)
エイジング―80歳以上の若者が暮らす島―
著者: 友野ヒロ
連載: 週刊ヤングマガジン
評価: 7.9/10
あらすじ
舞台は“エイジング島”と呼ばれる隔絶された島。そこでは80歳以上の人間しか存在せず、彼らは若者のような肉体と精神を持ちながら暮らしている。なぜ彼らが若さを保ち続けるのか、その秘密と島の真実に迫る物語。社会の価値観や寿命の意味を問い直す、衝撃的なディストピア・サスペンス。
良い所
- 設定が斬新で、読み始めから一気に引き込まれた。
- 高齢者が若者の姿で暮らすという逆転の発想が面白かった。
- 作画が緻密で、島の不気味さや閉塞感がよく伝わった。
- 社会風刺的な要素があり、現代の高齢化問題を考えさせられた。
- サスペンス要素が強く、次の展開が気になってページをめくる手が止まらなかった。
悪い所
- 設定は面白いが、説明不足で分かりにくい部分があった。
- キャラクターの掘り下げが浅く、感情移入しにくかった。
- 展開が急ぎ足で、もっと丁寧に描いてほしい場面があった。
- 暗い雰囲気が続き、読んでいて気分が重くなった。
- 謎が多いまま進むので、消化不良感を覚える巻もあった。




