レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
今夜は月が綺麗ですが、とりあえず死ね の感想と評価(良いところ、悪いところ)
今夜は月が綺麗ですが、とりあえず死ね
連載: 週刊少年マガジン
評価: 7.2/10
あらすじ
平凡な男子高校生・神城卓は、幼馴染の花園魅香にずっと想いを寄せてきた。だが告白の前夜、彼は謎のウイルスに感染してしまう。最愛の相手を殺したくなる病だ。翌朝、魅香を見た瞬間、頭の中に凄惨な殺害の光景がよぎり、抑えきれない殺意が押し寄せる。同時に目覚めるのは、人間離れした力。好きだからこそ殺したい。その歪んだ衝動とぶつかり合いながら、神城は彼女を守ろうとあがく。やがて感染者を狩る機関、対抗する組織、怪しげな宗教までが入り乱れ、二人は全方位から命を狙われる逃避行へ。愛しさが刃に変わる、これ以上ないほど近い距離で繰り広げられる純愛スプラッター!
読む前に確認したい相性
向いている人
- 甘い恋愛ものに飽きて、愛情と殺意が紙一重の歪んだ関係性にぞくっとしたい人
- 美しい絵で描かれるからこそ際立つ、過激なグロと純愛の落差を味わいたい人
- ひどく見えるタイトルが意味を変えていく、言葉の伏線回収に唸らされたい人
向いていない人
- 設定の理屈を細部まで詰めてほしく、ご都合主義的な展開が気になってしまう人
- キャラの動機や心情を丁寧に積み上げる、地に足のついた人間ドラマを求める人
- グロ描写そのものが苦手で、血なまぐさい場面が続くと読むのがつらくなる人
良い感想・レビュー
- 殺意がこみ上げるたびに鮮明な殺害の光景が挟まれるのですが、その絵がとにかく美しい。好きだから殺したいという感情の揺れがしっかり描かれていて、目を離せませんでした。
- 好きな気持ちが殺意に裏返るっていう設定、聞いた瞬間になにこれ面白すぎるって思わず声が出てしまった。好意と殺意が同居する矛盾がたまらなくて、気づけば時間を忘れて夢中で読んでいる。
- 絵がきれいだからグロい場面もすんなり受け入れられる。内容は濃いめで展開も速く、続きが気になって結局そのまま全巻まとめて買ってしまった。濃密で速い物語運びにすっかりやられました。
- 榊原先生の描く女の子がとにかく可愛くて、見ているだけで嬉しくなる。グロ描写があっても不快感が薄いのは、この透明感のある絵のおかげだと思う。それだけでも読む手が止まらなかった。
- ひどいタイトルだと最初は呆れていたのに、読み進めていくうちにタイトルの伏線回収にまんまとやられる。言葉の重みがじわじわ効いてくる構成で、最後もちゃんと納得して読み終えられました。
悪い感想・レビュー
- 殺意の発作と、馬鹿みたいに強すぎる力。結局この力が何なのか、何を目指している話なのかがつかめないまま最後まで進んで終わってしまい、読後にもやもやだけが残ってしまいました。
- セリフで何もかも説明して消化してしまうのが惜しい。せっかくの漫画という手段をもっと活かしてほしくて、全体に漂う理屈っぽさが私には終始少ししんどく感じられてしまった。
- ヒロインが可愛く見えないのにやたらモテるところにどうも入り込めない。説明不足の展開も多くて、設定の前提が読者にうまく伝わらないまま進んでいくのが不自然に思えてしまった。
- 同級生が急に幼児みたいに退化したり、登場人物の言動が全体的に現実離れしすぎていたり。無理のある設定があちこちで引っかかってしまって、読み終わるまで違和感が抜けなかった。
- グロければそれで売れると思っているのかな、とつい勘ぐってしまう。恋愛もサスペンスもどっちつかずのまま進んで、読み終えても中途半端な手応えだけが残ってしまった。
良い感想・レビュー
悪い感想・レビュー
殺意がこみ上げるたびに鮮明な殺害の光景が挟まれるのですが、その絵がとにかく美しい。好きだから殺したいという感情の揺れがしっかり描かれていて、目を離せませんでした。
殺意の発作と、馬鹿みたいに強すぎる力。結局この力が何なのか、何を目指している話なのかがつかめないまま最後まで進んで終わってしまい、読後にもやもやだけが残ってしまいました。
好きな気持ちが殺意に裏返るっていう設定、聞いた瞬間になにこれ面白すぎるって思わず声が出てしまった。好意と殺意が同居する矛盾がたまらなくて、気づけば時間を忘れて夢中で読んでいる。
セリフで何もかも説明して消化してしまうのが惜しい。せっかくの漫画という手段をもっと活かしてほしくて、全体に漂う理屈っぽさが私には終始少ししんどく感じられてしまった。
絵がきれいだからグロい場面もすんなり受け入れられる。内容は濃いめで展開も速く、続きが気になって結局そのまま全巻まとめて買ってしまった。濃密で速い物語運びにすっかりやられました。
ヒロインが可愛く見えないのにやたらモテるところにどうも入り込めない。説明不足の展開も多くて、設定の前提が読者にうまく伝わらないまま進んでいくのが不自然に思えてしまった。
榊原先生の描く女の子がとにかく可愛くて、見ているだけで嬉しくなる。グロ描写があっても不快感が薄いのは、この透明感のある絵のおかげだと思う。それだけでも読む手が止まらなかった。
同級生が急に幼児みたいに退化したり、登場人物の言動が全体的に現実離れしすぎていたり。無理のある設定があちこちで引っかかってしまって、読み終わるまで違和感が抜けなかった。
ひどいタイトルだと最初は呆れていたのに、読み進めていくうちにタイトルの伏線回収にまんまとやられる。言葉の重みがじわじわ効いてくる構成で、最後もちゃんと納得して読み終えられました。
グロければそれで売れると思っているのかな、とつい勘ぐってしまう。恋愛もサスペンスもどっちつかずのまま進んで、読み終えても中途半端な手応えだけが残ってしまった。





