レビュー著者: 漫画よしあし
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やわ男とカタ子 の感想と評価(良いところ、悪いところ)

やわ男とカタ子

やわ男とカタ子

著者: 長田亜弓

連載: FEEL YOUNG

ジャンル: ラブコメディ女性向け漫画

評価: 8.5/10

あらすじ

モテずサエず、自分に自信が持てないこじらせ喪女の藤子が、ひょんなことから容姿端麗な弁護士のオネエ・小柳と出会うことから始まるラブコメディです。自分を否定してばかりだった藤子が、小柳のはっきりとした辛口ながらも愛のあるアドバイスを受け、少しずつ前を向いて「自分を女と認める」ためのジェンダートライに挑みます。単なる恋愛模様だけでなく、コンプレックスやトラウマと向き合い、ありのままの自分を受け入れていくまでの人間としての成長とリハビリ奮闘劇が、笑いと切なさを交えながら丁寧に描かれています。自己肯定感の低さに悩むすべての人に勇気と共感を与えてくれる、笑って泣ける現代のバイブル的な作品です。

良い所

  • 自分に自信が持てなくて、つい卑屈になってしまう藤子の姿が過去の私と重なり、思わず応援しながら読んでしまいました。小柳さんの辛口だけど愛のある言葉に、私自身の自己肯定感も少し上がった気がします。
  • オネエの小柳さんと喪女の藤子という凸凹コンビのやりとりが最高に面白いです!ギャグで笑わせにくる一方で、胸が締め付けられるような切ない展開もあって、その絶妙なバランスにすっかり夢中になりました。
  • ありのままの自分でいいんだよ、という作品全体に流れる温かいメッセージに何度も泣かされました。コンプレックスに悩んでいる時に読むと、心がスッと軽くなって明日からまた頑張ろうと思える素敵な作品です。
  • キャラクター一人ひとりが本当に魅力的です。テンポ良く進むストーリーの中で主人公が少しずつ成長して自分を好きになっていく姿に、たくさんの勇気をもらいました。恋愛だけじゃない人生のバイブル的な漫画です。
  • 試し読みで藤子と小柳さんの関係性が気になって、一気に全巻買ってしまいました!単なるラブコメではなく、人間としての成長や葛藤がリアルに描かれていて、何度読み返しても新しい発見や感動をもらえます。

悪い所

  • 主人公の自己評価があまりにも低すぎて、ネガティブな発言ばかりする序盤は正直読んでいてイライラしてしまいました。卑屈な態度がどうしても受け入れられず、途中で読むのをやめようかと何度も思いました。
  • 登場人物たちが抱える悩みやトラウマの描写がリアルで、感情移入しすぎるとドッと疲れてしまいます。共感性羞恥で胸が苦しくなるようなシーンも多く、気軽にサクッと読めるようなラブコメではありませんでした。
  • 小柳さんのキャラクターは好きなのですが、藤子のウジウジした性格が最後までどうしても好きになれませんでした。成長を描くためとはいえ、あまりにもこじらせている期間が長すぎてストレスが溜まります。
  • 周囲の男性キャラクターの言動に共感できない部分が多く、読んでいてモヤモヤする展開が多かったです。オネエと喪女という設定は面白いのに、登場人物の感情の起伏が激しすぎて私には少し合わなかったです。
  • 最初の方の主人公があまりにも自虐的すぎて、読んでいるこちらの気分まで落ち込んでしまいました。少しずつ成長していくのは分かるのですが、そこにたどり着くまでのネガティブな展開が重くてしんどかったです。

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