レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション の感想と評価(良いところ、悪いところ)
デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション
完結著者: 浅野いにお
連載: 週刊ビッグコミックスピリッツ
評価: 8.5/10
あらすじ
空に宇宙人の母艦が浮かんでる。でも、それが当たり前になった東京で、女子高生の門出とおんたんは普通に青春してる。だべって、笑って、オカ研の仲間とつるんで。SFのはずなのに、漂ってるのは妙にゆるくて愛おしい日常の空気。あの母艦、もう景色の一部になってるじゃん。この奇妙な同居感が、いつのまにか癖になる。 ただ、おんたんはひとつだけ重い秘密を抱えてた。門出を守るために、彼女はずっと過激な道化を演じてた。やがて母艦が爆発し、世界が壊れはじめる終盤、それまで蓋をしてきたものが一気にあふれ出す。日常と破滅、その落差で殴られて、最後にやわらかな光が差す青春群像!
読む前に確認したい相性
向いている人
- ゆるい日常かと思いきや、驚きの事実が次々と出てくる仕掛けにのめり込みたい人
- 滅びゆく世界の中でも、誰かを救う愛や優しさが残る物語に静かに泣きたい人
- 背景や機械の描き込みの量に、ページをめくるたびに震えるほど圧倒されたい人
向いていない人
- 1コマの情報量が多めなので、最初のとっつきにくさを越えるのがつらい人
- 序盤のゆるい空気を期待して読み続けると、後半の重い変化に戸惑ってしまう人
- 設定の説明があまり語られないので、背景をきちんと理解しながら読み進めたい人
良い感想・レビュー
- SFと女子高生のゆるい日常かと思いきや、読み進めると驚きの事実がどんどん出てくる。おんたんは絶対、この一言に尽きる魅力的なキャラで、彼女の存在だけでも読む価値がありました。
- タイトルもイラストも構成も、全部に引きつけられる。読みはじめたらどんどん引き込まれて、気づいたら一気に読み終えてた。一話だけでも試してほしい吸引力があって、誰かに勧めたくなる作品です。
- クソやばい母艦が浮かぶ非日常が、いつしか普通の生活になってる。卒業して引っ越して、蓋をされたまま続いていく日常が妙にリアルで、読みながらいろいろ考えさせられました。
- 滅んだ世界の中でも、まだ愛は誰かを救い続けてる。そんな物語だと読み取れて、読み終えたあと心に静かでやわらかな光が差した。重いはずなのに、不思議とあたたかい余韻が残ります。
- とにかく画力に圧倒される。背景や機械の描き込み量を想像するだけで震えるし、タイトルが出てくる場面の表現が芸術的で見入った。浅野いにおってこんなに凄かったのかと心底驚きました。
悪い感想・レビュー
- 連載当初は1コマの情報量が多すぎて、おんたんの話し方も苦手で、読めない宇宙文字にも疲れて積んでました。劇場版を観たらスルスル読めたので、最初のハードルは正直高めだと思います。
- 序盤のゆるい雰囲気がいちばん好きだったので、終盤の近未来感はけっこうしんどかった。同じ空気を期待して読み続けると、後半でだいぶ別物になっていて戸惑う人もいそうだなと感じました。
- 全体的に説明が足りてないなと思う場面が多くて、置いていかれた気分になった。それも含めて持ち味と言われればそうかもしれないけど、もう少し丁寧に拾ってほしかったのが本音です。
- おやすみプンプンのときもそうだったけど、終盤で全部ぶっ壊す破壊力がとにかく凄まじい。覚悟して読まないと心を持っていかれるし、すっきり終わると思って手に取ると面食らうと思います。
- 秘密が明かされる辺りまでは完璧だった。ただ、そこからの展開で一気に失速したように感じて、最後も投げっぱなしで終わった印象。肩透かしを食らった気持ちになったのは否めないです。
良い感想・レビュー
悪い感想・レビュー
SFと女子高生のゆるい日常かと思いきや、読み進めると驚きの事実がどんどん出てくる。おんたんは絶対、この一言に尽きる魅力的なキャラで、彼女の存在だけでも読む価値がありました。
連載当初は1コマの情報量が多すぎて、おんたんの話し方も苦手で、読めない宇宙文字にも疲れて積んでました。劇場版を観たらスルスル読めたので、最初のハードルは正直高めだと思います。
タイトルもイラストも構成も、全部に引きつけられる。読みはじめたらどんどん引き込まれて、気づいたら一気に読み終えてた。一話だけでも試してほしい吸引力があって、誰かに勧めたくなる作品です。
序盤のゆるい雰囲気がいちばん好きだったので、終盤の近未来感はけっこうしんどかった。同じ空気を期待して読み続けると、後半でだいぶ別物になっていて戸惑う人もいそうだなと感じました。
クソやばい母艦が浮かぶ非日常が、いつしか普通の生活になってる。卒業して引っ越して、蓋をされたまま続いていく日常が妙にリアルで、読みながらいろいろ考えさせられました。
全体的に説明が足りてないなと思う場面が多くて、置いていかれた気分になった。それも含めて持ち味と言われればそうかもしれないけど、もう少し丁寧に拾ってほしかったのが本音です。
滅んだ世界の中でも、まだ愛は誰かを救い続けてる。そんな物語だと読み取れて、読み終えたあと心に静かでやわらかな光が差した。重いはずなのに、不思議とあたたかい余韻が残ります。
おやすみプンプンのときもそうだったけど、終盤で全部ぶっ壊す破壊力がとにかく凄まじい。覚悟して読まないと心を持っていかれるし、すっきり終わると思って手に取ると面食らうと思います。
とにかく画力に圧倒される。背景や機械の描き込み量を想像するだけで震えるし、タイトルが出てくる場面の表現が芸術的で見入った。浅野いにおってこんなに凄かったのかと心底驚きました。
秘密が明かされる辺りまでは完璧だった。ただ、そこからの展開で一気に失速したように感じて、最後も投げっぱなしで終わった印象。肩透かしを食らった気持ちになったのは否めないです。





