レビュー著者: 漫画よしあし
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お嬢様の僕 の感想と評価(良いところ、悪いところ)
お嬢様の僕
著者: 田口ホシノ
連載: 月刊少年シリウス
評価: 8/10
あらすじ
父は執事、母はメイドという生粋の使用人一家の元で生まれ育ち、骨の髄まで世話焼き属性が染みついた高校生・四倉養太郎。彼の前に現れたのは、親の都合で隣の豪邸に一人で引っ越してきたという、箱入りのお嬢様・涼風冬香だった。なんと彼女は、自分一人では服の着替えすらまともに出来ない超絶ポンコツなお嬢様だった!放っておけなくなった養太郎は、彼女の身の回りのお世話をするため、強引に気の抜けない同居生活をスタートさせる。着替えの補助から入浴のお手伝いまで、過保護な下僕とポンコツお嬢様の間で巻き起こる、ハプニングだらけのギリギリお世話ラブコメディ!
良い所
- 着替えすらできないポンコツお嬢様のお世話をするという、男性の夢を限界まで詰め込んだ設定がたまりません!入浴補助や水着などのお色気シーンが豊富で、読者の需要にしっかり応えてくれています。
- 主人公の養太郎がただのスケベではなく、本気で世話焼きスキルを発揮してヒロインたちを支える姿が好印象です。冬香、みのり、夏帆など、登場するヒロインたちがみんな可愛らしくて魅力的すぎます!
- ポンコツな冬香お嬢様に対するアプローチや、他のヒロインたちの嫉妬心のぶつかり合いが微笑ましくてニヤニヤします。主人公の世話焼き属性のおかげで、嫌らしくなりすぎず爽やかに読めるのも良い点です。
- ハーレム系のラブコメでありながら、最終巻で養太郎がきちんと一人を選んで決着をつけてくれたのが本当に良かったです。読者のご想像にお任せという投げっぱなしで終わらなくて、スッキリした読後感でした。
- 田口ホシノ先生の描く女の子がとにかく可愛く、肌色の多さとお色気のバランスが絶妙な大傑作です。日常のドタバタハプニングを気楽に楽しめて、日々の疲れを癒やしてくれる最高のハーレムラブコメでした。
悪い所
- ただの日常にお手伝いという口実でエロイベントを盛り込んでいるだけの展開が続くため、ストーリー自体がなかなか進展せず、巻数が進むにつれて途中でかなりダレやマンネリを感じてしまいました。
- 着替えや入浴のお手伝いというシチュエーションが、どうしても男性向けのご都合主義的な展開に見えてしまい、純粋な青春ラブストーリーを求めている私には設定が強引すぎてあまり合いませんでした。
- 最終巻でのヒロイン決定について、選ばれなかった負けヒロインのリアクションがあまりにもあっさりしすぎていて少し可哀想に思えました。勝ちヒロインが少し棚ぼた感があって、個人的には納得がいきません。
- 主人公の過保護すぎるお世話のせいで、お嬢様がいつまで経っても自立できず成長が見られないのが読んでいて少しヤキモキします。もう少し彼女自身が努力して成長していく姿も見たかった気がします。
- キャラクターの心情変化や深い人間ドラマがなく、ずっと同じようなラッキースケベとハーレム展開の繰り返しなので、単行本を一気読みすると飽きてしまいます。物語の起伏が欲しい人には物足りないと思います。





