レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
君は冥土様。 の感想と評価(良いところ、悪いところ)
君は冥土様。
著者: しょたん
連載: サンデーうぇぶり
評価: 8.3/10
あらすじ
高校生の横谷人好の家に、ある日突然「雇って欲しい」とやって来たメイドさん。彼女の前職はなんと殺し屋!特技は暗殺、家事は初心者という無茶なお願いに戸惑い、一度は断る人好だったが、彼女のどこか不器用で純粋な心に触れ、二人の不思議な同居生活がスタートすることに。感情を知らず、裏社会で孤独に生きてきたメイドの「雪(シュエ)」。彼女は人好との生活の中で、初めてとんかつソースを食べて感動し、少しずつ「普通」を知り、情緒を育んでいく。お互いの温かさに触れながら、少しずつ本当の「家族」になっていく絆の物語。切なくも楽しい、ハートフルで愛おしい日常ラブコメディが始まる!
良い所
- 元殺し屋のメイド・雪ちゃんが不器用で一生懸命で、ちょっとズレているところも含めてめちゃくちゃ可愛いです!感情を知らなかった彼女が、初めてとんかつソースを食べて感動する姿に心底癒やされました。
- 主人公の人好が名前の通り本当に良い子で、彼との温かい同居生活を通じて雪ちゃんが少しずつ情緒を育んでいく過程が微笑ましいです。二人が本当の家族になっていく絆の深さに、心が温まりました。
- 友人たちも頼もしく、周りの登場人物の温かさに満ちた優しい世界観が大好きです。暗殺者という物騒な設定ながらも、ドロドロとした展開がなく安心して読めるハートフルなラブコメディの傑作です。
- 雪ちゃんのメイド服姿と、キリッとした暗殺者の顔、そして照れた時のギャップがたまりません!彼女が普通の女の子としての幸せを知っていく姿を、ずっと見守り続けたいと心から応援しています。
- 殺伐とした日常に疲れた時に読むと、二人の純粋なやり取りに心が浄化されます。少しずつ人間らしい感情を取り戻していくメイドさんの姿が愛おしく、日々のストレスが吹き飛ぶ最高の癒やし漫画です。
悪い所
- 暗殺者上がりのドジっ子メイドが押しかけてくるという設定がややテンプレ的であり、内容が薄く印象に残りにくいと感じました。他のメイド作品と似ていて新鮮味に欠け、途中で少し飽きてしまいます。
- 過去の名作メイド漫画と比較してしまうと、本筋のストーリー展開やキャラクターの掘り下げに少し物足りなさを感じてしまいます。ほのぼのしていますが、漫画としての深い感動や起伏はあまりありません。
- 巻数が進むにつれて、裏社会の因縁や暗殺者時代の仲間といった物騒な設定が絡んでくるため、純粋なほのぼの日常コメディを期待していた私には、少し厨二病感が出てきて方向性が変わったように感じました。
- 主人公の人好がいい子すぎる反面、少し頼りなくて流されているように見える瞬間があり、感情移入しづらいです。もっと彼自身が雪ちゃんを男らしく引っ張っていくような恋愛の進展が見たかったです。
- 雪ちゃんが家事に失敗するドジっ子アピールが少しわざとらしく感じてしまい、殺し屋としての凄腕設定とのギャップが上手く噛み合っていない気がしました。もう少し自然なキャラクター像の方が好みです。
同じジャンルの漫画
該当作品はありません。
