レビュー著者: 漫画よしあし
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ケロロ軍曹 の感想と評価(良いところ、悪いところ)
ケロロ軍曹
著者: 吉崎観音
連載: 月刊少年エース
評価: 8.5/10
あらすじ
地球侵略を目論むケロン星人の工作員・ケロロ軍曹。潜入先の日向家であっさりと捕獲された彼は、冬樹や夏美たちとの奇妙な同居生活を始めることに!ガンプラを愛し、侵略をサボり、家事に勤しむへっぽこ宇宙人と、彼を囲む個性豊かな日向家の面々。さらには散り散りになったケロロ小隊の仲間たちも続々と集結し、日常は常にドタバタな騒動へと発展していく。吉崎観音が圧倒的な画力で描き出す、怒涛のパロディと小ネタの嵐!ギャグ、SF、そして時折見せる熱い絆のドラマ。全世代の読者の腹筋を崩壊させる、不朽の宇宙人コメディの金字塔!
良い所
- ガンダムをはじめとするパロディや小ネタの密度が凄まじくて、元ネタを知っている大人ほど爆笑できます。ケロロ小隊の面々がとにかく愛らしくて、日向家とのドタバタな日常に心底癒やされました!
- 普段はへっぽこな侵略劇なのに、時折見せる本格的なSF展開のギャップが最高にかっこいい。仲間との絆を感じさせる熱いエピソードには、思わず胸が熱くなって感動しました。まさに唯一無二の傑作です。
- 吉崎先生の圧倒的に美麗な作画に惚れ惚れします。メカニックの緻密な描き込みや、女性キャラクターの可愛らしさが素晴らしく、視覚的な満足度が非常に高い。毎巻ページをめくるのが楽しみで仕方ありません。
- ギャグのテンポが良くて、一気に読み進めてしまう中毒性があります。子供の頃に大好きでしたが、大人になってから読み返すとまた違った深みや発見があり、人生のバイブルとしてずっと手元に置いています。
- 個性豊かすぎるキャラクターたちが織りなす掛け合いが最高!アンゴル=モアちゃんの健気さや、ギロロの不器用な優しさに何度もキュンとしました。笑って、泣けて、ワクワクできる最高のエンタメ作品です。
悪い所
- 30巻を超える長期連載ということもあり、中盤から同じようなパターンの繰り返しにマンネリを感じてしまいました。初期のような鋭いギャグのキレが少し落ちた気がして、続きを追うのが少し疲れました。
- パロディのネタが古すぎる箇所があり、最近の若い読者には何が面白いのか分からない部分があると思います。元ネタへの予備知識がないと置いてけぼり感があり、少しターゲットを絞りすぎている気がします。
- 地球侵略という目的があるのに、物語が全く進まないのが読んでいて焦れったいです。一話完結の日常コメディとしては優秀ですが、縦軸の大きなストーリー展開を期待している私には少し物足りない展開でした。
- 特定のキャラクターの暴力的なツッコミや理不尽な扱いに、時折不快感を感じてしまうことがありました。コメディとはいえ、見ていて可哀想に思える描写がしつこく続く回は、素直に笑うことができず残念です。
- キャラクターの性格設定が少し極端でテンプレ化しすぎているように感じました。最初は新鮮だったギャップも、何度も繰り返されると飽きが来てしまい、もっと人間味のある深い内面描写が見たかったです。
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