レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:

顔に出ない柏田さんと顔に出る太田君 の感想と評価(良いところ、悪いところ)

顔に出ない柏田さんと顔に出る太田君

顔に出ない柏田さんと顔に出る太田君

著者: 東ふゆ

連載: ドラドラしゃーぷ#

ジャンル: 少年マンガラブコメギャグ・コメディ学園

評価: 8.3/10

あらすじ

中学生の太田君は、どんなにちょっかいを出してもまったく顔に出ない隣の席の女子・柏田さんが気になって仕方がない。なんとかして彼女の表情を崩してやろうと、今日もあの手この手でいたずらを仕掛ける太田君。しかし、彼の企みはいつも柏田さんに軽く受け流され、逆に自分がめちゃくちゃ赤面してしまい、思っていることが全部顔に出てしまう始末!正反対な二人の不器用なやり取りだが、実は柏田さんも太田君のことが気になっていて……?無表情な彼女の微かな感情の変化と、分かりやすすぎる彼のアプローチが交差する。堅物の委員長や姉兄たちも巻き込み、ニヤニヤが止まらない至高の学園青春からかいラブコメディが開幕!

良い所

  • まったく顔に出ない柏田さんと、思っていることが全部顔に出る太田君という正反対の二人のやり取りがとにかく可愛くて癒やされます。太田君のわかりやすすぎるアプローチに毎回ニヤニヤしてしまいました。
  • 柏田さんは無表情に見えて実は少し怯えたり喜んだりしており、その微細な感情の変化や、太田君にだけ見せる脈ありな態度が本当に尊いです。二人の両片思いな関係性をいつまでも応援したくなります。
  • 堅物の委員長・田淵さんや、二人の姉・兄などのサブキャラクターたちがみんな個性的で、作品全体のコメディ要素を底上げしていて面白すぎます。嫌なキャラクターがいないので安心してほっこり読めました。
  • 太田君がなんだかんだ言って柏田さんのことを大切に思っているのが伝わってきて、彼の不器用な優しさに胸がキュンとします。ラブとコメディのバランスが絶妙で、読めば読むほど好きになる大傑作です。
  • 一話完結型でテンポが良く、サクサクと読めるので日々の疲れを忘れてリフレッシュできます。柏田さんのふとした瞬間のデレ顔の破壊力が凄まじく、二人の幸せな日常をずっと見守っていきたいです。

悪い所

  • 基本的に『太田君がちょっかいを出す→返り討ちに遭って照れる』という同じパターンの繰り返しになるため、巻数が進むとどうしても少しマンネリを感じてしまいました。もっと物語に変化が欲しいです。
  • 太田君の精神年齢やアプローチの仕方が、中学生というより小学生男子のようで少し子供っぽすぎると感じてしまいます。もう少し男らしくカッコいい一面も見せてくれないと、恋愛として少し物足りないです。
  • 大きな起伏やシリアスなドラマがないため、純粋なラブストーリーの進展や刺激的な展開を求める私には、少し退屈に感じられました。二人の関係がなかなか進まないのが焦れったくてヤキモキします。
  • 柏田さんの無表情っぷりが極端すぎて、何を考えているのか読み取りづらく、ヒロインとしての感情移入が少し難しい時がありました。もう少し彼女の方からの積極的な行動やわかりやすいデレが見たかったです。
  • 太田君のいたずらがたまに少し意地悪に見えてしまい、柏田さんが可哀想に思える瞬間がありました。からかいの範疇を超えないように気をつけてほしいと、少しヒヤヒヤしながら読んでしまうことがあります。

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