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レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:

ダーウィンズゲーム の感想と評価(良いところ、悪いところ)

ダーウィンズゲーム

ダーウィンズゲーム

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著者: FLIPFLOPs

連載: 別冊少年チャンピオン

ジャンル: デスゲームバトルアクションSFサスペンス

評価: 8.9/10

あらすじ

平凡な高校生・カナメが謎のアプリゲーム『ダーウィンズゲーム』を起動した瞬間、リアルな命を奪い合う異能(シギル)バトルに巻き込まれる!単なるデスゲームの枠を超え、物質を作り出すカナメの異能『火神槌(ヒノカグツチ)』やシュカの鎖、レインの解析能力など、能力の相性と戦略が鍵を握るロジカルな頭脳戦。ゲームそのものの解体を目指すクラン『サンセットレーベンズ』の熱い絆と、世界の真実に迫る緻密なSFシナリオが凄まじい緊迫感を生み出す。世界線を超えた人類のサバイバルを、圧倒的な画力とスタイリッシュなアクションで描き切る、シギルと絆が燃えるデスゲーム叙事詩!

良い所

  • 俺はカナメの「相手を殺さずにゲームに勝利する方法」を必死に模索する、甘さと紙一重の覚悟にガチで惚れた。単なる殺人鬼じゃなく、戦いの中で冷徹なリーダーへ覚悟を決める過程が最高に熱い。
  • シュカの鎖を操るシギルとか、レインの「ラプラスの悪魔」とか、超能力に具体的な制限やルールを設けた極限の頭脳戦でゾクゾクが止まらない。能力の相性だけで勝敗が決まらない、命がけの駆け引きに毎回痺れる。
  • 殺伐としたデスゲームなのに、サンセットレーベンズの仲間たちがお互いを絶対的に信じ合うクランの絆に何度も泣かされた。渋谷のサバイバルから始まって、お互いに背中を預け合える関係性が本当に尊い。
  • 女子キャラがとにかく圧倒的に可愛いし、バトルシーンの作画のキレが尋常じゃないレベルで格好いい。FLIPFLOPs先生の描く線の綺麗さと、緊張感あふれるアクションコマの構図がめちゃくちゃ好みに刺さる。
  • 単なるデスゲームだと思ってたら、並行世界(世界線)の謎や、グリードという怪物との生存競争を巡る緻密なSFシナリオに度肝を抜かれた。伏線回収が見事で、後半のスケールアップに思わず声が出た。

悪い所

  • 正直、1巻から3巻くらいの段階だと「スマホアプリでデスゲームに参加させられる」という、よくある王道設定から抜け出せていなくて退屈に感じた。ここで読むのを止めてしまう人が多そうで勿体ない。
  • 渋谷を舞台にしたストリートバトルから、中盤以降に「世界線O」とか謎のバケモノとの戦争にまで話のスケールが急激に広がりすぎて、初期のローカルなデスゲームのスリルが好きだった僕には付いていけなくなった。
  • 終盤の設定が複雑すぎる。世界線の移動やイザヤ、シロガネといったSF専門用語やシステム説明が増えて、脳内での理解が追いつかなくなった。純粋な異能のぶつかり合いが見たかった私には少し重かった。
  • カナメが非情になりきれないシーンでイライラすることがあって、好みが分かれるかも。綺麗事を押し通すために、クランの仲間たちを危険に晒しているように見えてしまう瞬間が私の感覚だと気になった。
  • 全30巻と長いのもあるけど、終盤の最終対決からエピローグにかけての展開が駆け足すぎて少しモヤモヤした。もっとキャラクターたちの戦い終わった後の日常や、それぞれのその後を丁寧に見せて欲しかった。

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