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お前はまだグンマを知らない の感想と評価(良いところ、悪いところ)

お前はまだグンマを知らない

お前はまだグンマを知らない

著者: 井田ヒロト

連載: 月刊コミック@バンチ/くらげバンチ

ジャンル: 地域ネタギャグコメディ

評価: 8.6/10

あらすじ

『お前はまだグンマを知らない』は、群馬県に赴任してきた高校教師・神月が、想像を遥かに超える“グンマ”文化と県民性に翻弄されながら生き延びようとするご当地ギャグ漫画である。秘境、謎ルール、独自進化した風習など、誇張と愛情たっぷりに描かれる群馬ネタが連発され、県民も県外者も巻き込んで爆笑と驚愕を生み出す。群馬あるあるを武器にした強烈なローカルコメディ作品。

良い所

  • 群馬ネタの切れ味が抜群で、毎話どこまで誇張するのか楽しみになり、純粋に腹を抱えて笑った。
  • 県民として読んでもネタに愛があり、いじられているのに嫌味がなく、むしろ誇らしく感じた。
  • テンポが非常によく、短い話数でもオチがしっかりしていてサクサク読めるのが心地いい。
  • 群馬を知らなくても成立するギャグ構成で、地域ネタ漫画として完成度が高いと感じた。
  • 作画がシンプルながら表情の描き分けが上手く、ギャグの勢いを最大限に引き出している。

悪い所

  • 群馬ネタが中心なので、後半は似た構造の話が続き、若干ワンパターンに感じる部分があった。
  • 誇張が激しすぎて、群馬を全く知らない人には一部ネタが伝わりにくいと感じた。
  • キャラクターの成長や物語性は薄く、ストーリー漫画を期待すると物足りなさが残る。
  • 下ネタや勢い重視のギャグが合わず、笑いのツボが分かれる場面もあった。
  • 短編ギャグ中心のため、一気読みするとインパクトが薄れる印象を受けた。

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