レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
まったく最近の探偵ときたら の感想と評価(良いところ、悪いところ)
まったく最近の探偵ときたら
著者: 五十嵐正邦
連載: 電撃マオウ
評価: 8.2/10
あらすじ
かつては難事件を即解決した伝説の名探偵・名雲桂一郎。しかし10数年の時が流れ、今やスマホすら使いこなせない「ただの渋いおっさん」に。そんな彼の元に、助手希望の女子高生・真白が押しかけてきた!時代遅れのおじさんと、身体能力が規格外のJKによる、予測不能な凸凹バディ。ボケとツッコミの超高速な応酬に爆笑必至!単なるギャグに留まらず、時折見せる名雲の「探偵」としての鋭い眼差しや、本格的なアクション、深まる謎の数々に一気に引き込まれる。五十嵐正邦が圧倒的テンポで描き出す、新感覚の探偵コメディ!
良い所
- 五十嵐先生の圧倒的なギャグのキレとテンポに、毎回腹筋が崩壊するほど笑わされています!おっさんとJKという凸凹コンビの掛け合いが最高に面白くて、私にとって一番元気がもらえる癒やし漫画です。
- 普段はスマホも使えないダメなおじさんなのに、ここぞという時に見せる名雲の「名探偵」としての鋭さに痺れました!真白ちゃんとのバディ感も尊くて、ギャップ萌えの格好良さにすっかり魅了されています。
- 単なるギャグ漫画だと思って読み始めたら、中盤以降の本格的なバトルやドラマ展開に驚きました。物語に深みがあって読み応え抜群。笑いとシリアスのバランスが絶妙な、中毒性が非常に高い傑作ですね。
- 漫画ならではの間や演出を活かした笑いが最高です。真白の規格外なパワーと名雲の時代遅れっぷりが奇跡的な噛み合いを見せていて、ページを捲る手が止まらない面白さ!一生続いてほしい大好きな作品です。
- キャラクター全員が愛おしく、脇役までキャラ立ちしているのが素晴らしい。パロディやメタ発言もキレッキレで、読んでいるとストレスが吹き飛びます。探偵モノとコメディの融合として最高到達点だと思う。
悪い所
- 超ハイテンションなギャグやパロディが多いため、私の笑いのツボには合わない場面がありました。少し騒がしすぎて置いてけぼり感を感じることもあり、読む人を選ぶアクの強い作風だという印象です。
- 探偵というタイトルですが、謎解き要素はかなり薄いので、本格ミステリーを期待していた私には少し物足りなかったです。あくまでギャグがメインの漫画だと割り切れないと、期待外れに感じるかもしれません。
- おっさん化の演出とはいえ、名雲の時代に疎すぎる無能描写にイライラしてしまう瞬間がありました。あまりに情けない姿がしつこく描かれすぎると、かつての名探偵という設定が台無しに見えて残念です。
- 物語の縦軸が進み出すと、初期の純粋な一話完結型のギャグの勢いが弱まった気がして寂しいです。シリアスなバトル展開も嫌いではないですが、私はもっと気楽な日常回をたくさん読みたかったのが本音。
- ネット用語や特定のサブカルネタを知らないと、ギャグの意味が分からない箇所がいくつかありました。内輪ノリのような空気感に少し冷めてしまう時もあり、万人受けするコメディではないなと感じました。





