レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
僕とロボコ の感想と評価(良いところ、悪いところ)
僕とロボコ
マークダウンで表示著者: 宮崎周平
連載: 週刊少年ジャンプ
評価: 8.8/10
あらすじ
美少女メイドロボ『オーダーメイド』が一家に一台普及した近未来。平凡な小学生・平凡人のもとへ、夢にまで見たオーダーメイドがやってきた!しかし、現れたのは美少女とは程遠い、規格外のパワーで家を破壊し、膝が『ナッパ』のように頑丈な規格外の珍ロボ・ロボコだった。ロボコの破天荒な奇行と、ボンドのキレキレのツッコミが織りなす爆笑の日常。ガチゴリラやモツオといった誰も傷つけない『優しすぎる』友達に囲まれ、週刊少年ジャンプの数々の人気作を限界ギリギリまでリスペクト(パロディ)し倒す!2025年にマルチバース映画化も果たし、ボンドの卒業に向けて今なお大暴れ中の、世界一平和で優しい学園ギャグコメディの傑作!
良い所
- 俺、いじめっ子ポジションのガチゴリラやモツオが、実は聖人レベルで友達思いの超いい奴らっていう設定にマジで癒やされた。誰も傷つかない、世界一優しい平和な日常コメディの空気感が本当に大好き。
- 『呪術廻戦』の五条悟や『ハンターハンター』のゴンなど、他ジャンプ作品の人気キャラやコマ割りを限界までパロディし倒すキレの良さが最高。ジャンプの愛読者なら毎ページ隠された小ネタに爆笑できる。
- ロボコの「膝がナッパなみの鋼鉄」で物理的に何でも破壊するパワーと、無駄に承認欲求が高くて乙女な内面のギャップがまじで愛おしい。ボンドの「それな」的な的確すぎるツッコミとの掛け合いが安定の面白さ。
- 2025年公開の劇場版のマルチバース展開と、野沢雅子さんらレジェンド声優が別世界のロボコを演じたあの衝撃はまじで腹筋が崩壊した!原作の持つハチャメチャな勢いを120%活かした、最高の映画だった。
- 最新26巻でのボロアパートでのドタバタや、ボンドたちの小学校卒業が近づいていることを実感させるお話に、ギャグなのに少しホロリとさせられた。最後までこの愛おしい日常を絶対に見届けたい名作。
悪い所
- ギャグのほとんどが他ジャンプ漫画のパロディ(ポーズや扉絵のオマージュ)なので、ジャンプの看板作品を網羅していない僕には何が面白いのか理解できなかった。読者の知識がかなり試される高い壁がある。
- 本編もアニメもとにかく展開の切り替わりが早すぎて、1冊を一気に読むとハイテンションなギャグの洪水に疲れてしまうことがあった。もっとゆったりした日常や、落ち着いたストーリーも挟んでほしい。
- 基本的には一話完結のシュールコメディが続くだけなので、物語全体を貫く大きな山場や緊迫感のあるメインストーリーを求める人には物足りない。中身がないただのパロディの寄せ集めに感じてしまう時がある。
- ロボコの家事をサボったり、ボンドたちを無理やり自分のワガママに巻き込んで家や街を破壊するお調子者な態度に、たまに少しイライラしてしまった。もう少し素真面目にお手伝いロボとして仕事をしてほしい。
- 最近の「タイトル回収」や卒業を匂わせる展開に、このまま完結しちゃうのではないかとファンとして凄まじく不安になった。もっと長く、いつまでも彼らのバカバカしくて平和な小学生ライフを読んでいたい。





