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レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:

虚構推理 の感想と評価(良いところ、悪いところ)

虚構推理

著者: 片瀬茶柴城平京

連載: 月刊少年マガジン

ジャンル: ミステリーファンタジー恋愛

評価: 9/10

あらすじ

真実を隠すため、あまりにも鮮やかな「嘘」を構築する。城平京(原作)、片瀬茶柴(漫画)が、圧倒的な「論理」への執着と、美麗かつミステリアスで情緒豊かな筆致で描き出す、“怪異”たちの知恵の神となった少女・岩永琴子と、怪異にさえ恐れられる特異体質の青年・桜川九郎が、怪異が絡む不可解な事件を「虚構(合理的な嘘)」によって解決(隠蔽)していく衝撃の伝奇ミステリー。真実よりも説得力のある嘘。怪異たちの勝手な願い、そして九郎の秘密。緻密なロジックの応酬と、琴子の奔放なキャラクターの魅力。読み進めるたびに、あなたは真実と虚構の境界線を見失うことになる。至高のロジカル・ファンタジー必見の話題作!

読む前に確認したい相性

向いている人

  • 論理と言語で都市伝説を解体・再構築する知の格闘が、超自然的な謎解きに絡む物語を楽しめる人
  • 超自然的な存在と現実が共存する独特の世界観の中で、主人公のコンビの掛け合いを楽しめる人
  • 饒舌な主人公が圧倒的な言語量で謎を解決する、独特のスタイルの推理ミステリーが好きな人

向いていない人

  • 膨大なセリフ量と緻密な論理展開が続き、テンポよく展開するアクション的な謎解きを求める人
  • セリフ密度が非常に高いため、軽く読み流すと内容が頭に入ってこず疲れてしまいやすい人
  • 超自然的な怪異や都市伝説の要素を含む作品のため、そのジャンル全般に苦手意識を持つ人

良い感想・レビュー

  1. とにかく琴子の多弁で論理的な独白と、九郎との掛け合いが非常に面白すぎて、私、一コマ一コマから溢れる『知のバトル』に、最高の没入感を味わいながら夢中になって読み耽りました。最高のミステリー漫画です。
  2. 片瀬先生の描く琴子の表情が非常に豊かで可愛らしく、かつ怪異たちの描写が秀逸で、私、一コマ一コマに溢れる『異世界の情緒』に不覚にも魂を震わせる素晴らしい体験をしました。傑作です!
  3. 物語の構成が非常に巧妙で、僕、ページを捲るたびに『そんな嘘の構築の仕方があるのか!』と素晴らしい感動を味わいました。これ以上に『瑞々しい(?)』ロジカルミステリーはありません。神漫画!
  4. 絵のタッチが非常に清潔感がありかつ瑞々しくて、私、一コマ一コマからキャラクターの『誠実さ』がダイレクトに伝わってくるようでした。最高!
  5. 読み終わった後のこの清々しくて満足感のある読後感。私、これほどまでに誠実でぶっ飛んだ知恵の神の物語に出会えて幸せです。最終回まで二人の虚構を全力で見守りたいです!

悪い感想・レビュー

  1. 非常に心地よくて面白いですが、とにかくセリフ量と論理説明が圧倒的なため、僕のようなテンポの良いアクションや直感的な展開を好む読者には、時時物語の密度に素直に没入できない瞬間があるかもしれません。強烈なアクがあります!
  2. 設定は秀逸ですが、物語の展開が時時あまりにも『理詰め』すぎて、僕としては時々『もう少し直感的に動くシーンもたまには……』と贅沢な不満も少しありました。安定感のあるハイテンションな知性です。
  3. 情報の密度が非常に高く、科学的な理屈(に見える嘘)や怪異の設定が複雑なため、私、時時その詳しさゆえに、純粋なエンタメとして没入できない瞬間がたまにありました。僕の勝手な事情ですが、理解力が試されます。
  4. 一度読み始めると一気に読めますが、僕にとっては少し情報の整理が『重厚すぎて疲れる(知識的に)』部分があり、読了後に本当にどっと疲労感を感じました。私、精神状態が良い時にしか読めません。
  5. 万人受けする作品だからこそ、僕には少し『深夜ドラマのような特定の型にはまった演出』に寄りすぎているように感じられることがありました。私個人の感性の問題ですが、もう少しドライな現場の厳しさも欲しかったです。

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