最終更新日:

虚構推理 の感想と評価(良いところ、悪いところ)

虚構推理

虚構推理

著者: 片瀬茶柴城平京

連載: 月刊少年マガジン/少年マガジンR

ジャンル: ミステリーファンタジー

評価: 8.3/10

あらすじ

怪異たちの“知恵の神”となった少女・岩永琴子は、一目惚れした青年・桜川九郎と共に、人間と怪異が絡み合う不可思議な事件に挑んでいく。怪異に恐れられる九郎の特殊な力と、琴子の論理的な推理を武器に、二人は怪異や都市伝説にまつわる謎を解き明かしていく。恋愛要素と伝奇ミステリーが融合した独特の推理漫画。

良い所

  • 琴子の大胆で論理的な推理が魅力的で、怪異を理屈でねじ伏せる展開に爽快感を覚えた。
  • 九郎の特殊な能力と琴子の知恵が組み合わさることで、他にない独自の推理劇になっていて面白かった。
  • 怪異や都市伝説を題材にしているため、現実と非現実の境界が曖昧になる感覚が新鮮だった。
  • 恋愛要素が程よく絡み、推理と人間ドラマの両方を楽しめる構成が良かった。
  • 作画が丁寧でキャラクターの表情が豊かに描かれており、緊張感ある場面が際立っていた。

悪い所

  • 推理の説明が長く、会話中心の展開が続くためテンポが遅く感じる部分があった。
  • 琴子のキャラクターが強烈すぎて、好みが分かれると感じた。
  • 怪異の設定が複雑で、理解するのに時間がかかる場面があった。
  • 恋愛要素が唐突に挟まれるため、推理の緊張感が薄れることがあった。
  • 事件の解決が理屈で片付けられるため、劇的なカタルシスに欠けると感じる巻もあった。

同じジャンルの漫画

該当作品はありません。