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江戸前エルフ の感想と評価(良いところ、悪いところ)
江戸前エルフ
著者: 樋口彰彦
連載: 少年マガジンエッジ
評価: 8.9/10
あらすじ
東京都中央区月島にある高耳神社には、江戸時代から祀られているエルフ・エルダがいる。彼女は異世界から召喚された高貴な存在だが、現代の娯楽や食べ物にすっかりハマり、引きこもり気味の生活を送っていた。巫女の小糸はそんなエルダを世話しつつ、神社と町の人々との交流を通じて、ゆるくも温かい日常が描かれていく。
良い所
- エルダと小糸の掛け合いがテンポ良く、読んでいて微笑ましい。
- 下町の情景や人情が丁寧に描かれていて温かい気持ちになる。
- 現代文化にハマるエルフという設定がユニークで面白い。
- 作画が綺麗で、キャラクターの表情や仕草が魅力的。
- 日常の中に小さな笑いや感動があり、読後感が心地よい。
悪い所
- 大きな事件や展開が少なく、刺激を求める人には物足りない。
- エルダの引きこもり描写が繰り返され、マンネリ感を覚える巻もある。
- ギャグのノリが合わないと冗長に感じる部分がある。
- 登場人物の背景描写が浅く、もっと掘り下げてほしいと感じる。
- 物語の進行がゆっくりで、テンポが合わない読者もいる。




