レビュー著者: 漫画よしあし
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本日のバーガー の感想と評価(良いところ、悪いところ)
良い所
- 「ハンバーガーは歴史を映す鏡だ」という神宮寺の言葉に、単なる料理以上の深い感銘を受けました。世界各地のバーガーが、その土地の文化とどう結びついているかを学べるのが本当に楽しくて、読むたびに賢くなった気分です!
- 才谷先生の描くバーガーの描写が恐ろしく美味しそうで、読了後は必ず近所のバーガーショップへ駆け込んでしまいます(笑)。肉汁の輝きやバンズの質感が画面越しに伝わってきて、本気で飯テロな漫画です。
- 一話完結で様々な悩みを持つ客たちがバーガーを通じて救われていく展開が、とても心地よくて癒やされます。神宮寺の押し付けがましくない、プロとしての真摯な態度には、仕事に向き合う姿勢を正される思いです。
- 知らない世界のハンバーガー(特にアフリカやアジアのもの)が次々登場し、その独創性に毎回驚かされました!ハンバーガーというジャンルの懐の深さを知ることができて、食べ歩きの楽しみが何倍にも広がりました。
- 全18巻という程よいボリュームで、最後までハンバーガー愛を貫き通した構成が素晴らしい。最終回を読み終えた時、自分も一緒に世界を旅し終えたような、大きな満足感と爽快感に包まれました。
悪い所
- 主人公の神宮寺があまりに博識で完璧すぎるため、たまに人間味が薄く感じられてしまうことがありました。彼の弱点やプライベートな葛藤をもっと見てみたかったな、というのがキャラクターへの贅沢な不満です。
- グルメ描写に特化している分、人間ドラマの展開が少しワンパターンに感じられる場面がありました。ピンチが起きてバーガーで解決、という流れが定石なので、もっと意外性のあるストーリーも見たかったです。
- 解説セリフが非常に多くて長いため、テンポ良く物語を追いたい人には、少し説明臭く感じられてしまうかも。ハンバーガーの雑学本として楽しめない人には、少し情報過多で疲れる作品かもしれません。
- 一部の脇役や対立キャラクターの行動が少しステレオタイプで、深みがないように見えてしまうのが残念でした。もっと敵役にも魅力や信念があれば、対決シーンがさらに盛り上がったのではないかと感じます。
- 料理漫画の宿命ですが、「そんなに上手くいくかな?」というご都合主義的な解決が気になる回がありました。バーガー一つで会社の危機が救われるような展開には、少しリアリティのなさを感じて冷めてしまうことも。





