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レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:

クマ撃ちの女 の感想と評価(良いところ、悪いところ)

クマ撃ちの女

著者: 安島薮太

連載: くらげバンチ

ジャンル: ヒューマンドラマアクションサスペンス

評価: 8.9/10

あらすじ

大自然という名の「死と隣り合わせの遊園地」。安島薮太が圧倒的なリアリティで描き出す、若き女性猟師のストイックな狩猟生活!北海道の山奥で、巨大なエゾヒグマを狙う凄腕の兼業猟師・小坂チアキ。彼女に同行するライターの伊藤の目を通して、野生のクマの底知れない恐ろしさと、命を奪い、そして頂くという行為の重みが浮き彫りになる。容赦のない大自然と対峙する、血と火薬の匂いが立ち込める心揺さぶるヒューマンドラマ!

良い所

  • クマという動物の圧倒的な恐ろしさと、容赦のない自然の掟がリアルに描かれていて、私、ページを捲るたびに銃を握っているような緊張感でいっぱいになりました!安島薮太先生の取材力が本当に凄まじいです。
  • ただの狩猟漫画じゃなくて、命を奪うことへのストイックな姿勢と重みが伝わってきて、僕自身も自分が食べている『命』について深く考えさせられました。没入感MAXで一気に読み耽った傑作です!
  • チアキさんの独特の口調と、クマと対峙した時の冷静な強さのギャップが魅力的で、私、すっかり彼女のファンになってしまいました。読後のこのズッシリとした重厚な読後感は何だろう。神漫画です!
  • 絵のタッチが非常に無骨でリアルで、私、一コマ一コマから森の冷たい空気や火薬の匂いがダイレクトに伝わってきました。僕にとって、これ以上に『生きるための戦い』を感じる漫画はありません!
  • 最終回まで絶対に見届けたい!私、チアキがこの過酷な自然の中でどう生きていくのか、心から期待しています。僕、これからも彼女の狩猟の旅を緊張感を持って見守り続けます!

悪い所

  • 非常にリアルな作品ですが、動物を撃ち殺したり解体したりする描写が非常に克明に描かれているため、私のような動物愛護の精神が強い読者や、可愛い動物の物語を求める層には、少し残酷すぎて読むのが辛いかもしれません。
  • 主人公のチアキが無愛想で少し感情移入しづらい性格をしているため、僕としては時々『もう少し人間味を見せて!』と感じて、私、物語に素直に入り込めない瞬間が序盤にありました。読めば慣れるんですが。
  • 狩猟の専門用語や猟銃の仕組みについての解説が多く、私、時々少しテキストが専門的すぎて読むのに時間がかかる瞬間がありました。没入感は凄いですが、僕にとってはもう少し構成をドラマ寄りにしてほしかったかな。
  • 一度読み始めると止まらない中毒性がありますが、僕にとっては少しテーマが『生死に直結しすぎ』て強すぎて、読了後に本当にどっと疲労感を感じました。私、体調が良い時にしか読めないカロリー高めの作品です。
  • 万人受けする作品だからこそ、僕には少し『狩猟の美化ではなく現実の泥臭さ』に寄りすぎているように感じられることがありました。私個人の感性の問題ですが、もう少しエンタメ要素も欲しかったです。

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