DRAGON BALL の感想と評価(良いところ、悪いところ)
DRAGON BALL
完結著者: 鳥山明
連載: 週刊少年ジャンプ
評価: 9.6/10
あらすじ
世界中に散らばった七つの龍の玉「ドラゴンボール」を巡る冒険を描いた、漫画史に燦然と輝く不朽の名作。孫悟空の少年時代の旅と成長から始まり、やがてサイヤ人、フリーザ、セル、魔人ブウといった強敵との激闘へと発展する壮大な物語。初期の少年成長ものとしての無邪気な魅力から、後半の大人も唸るバトル漫画としての圧倒的な完成度まで、時代ごとに異なる面白さを持っている。敵が仲間になるドラマ、超サイヤ人の覚醒、セル戦の悟飯の活躍など、読者の記憶に深く刻まれる名場面が随所に溢れる。世代を超えて愛され続ける、まさに漫画の教科書とも言える伝説的作品。
この作品が載っている特集
本音のガチ長文レビュー(ネタバレ有)
全巻読んでの感想です。 いまさら感想とかいらないだろってレベルの名作。 ネタバレも何もないのでは?というレベル。 物心ついた頃にはアニメで見ていた気がします。 漫画はジャンプ連載時は本当最後のほうでベジットとか出てくるあたりだったかなと。 どうしても思い出補正が入ってしまうのですが、 まさにジャンプの王道という展開。 一作品内で、主人公が退場せずに、 子供世代もしっかり活躍するって、 いま見ても意外と少ないのではないでしょうか。 成長を最初から追えるっていうのも魅力の1つかもしれないですね。 少年時代は冒険活劇という言葉がぴったり。 この頃が好きっていう人も多い。 冒険に対するワクワクがすごい。 いま読み返すと演出が古い感じとか、大人から見たら子供向けだなっていう展開も多いんだけど、 それぐらいシンプルだから面白い。 強さインフレも少なくて、次はどうやって戦うのか期待してしまう。 青年からフリーザあたり。 個人的には1番微妙な時期。 新しい敵、新しい技も沢山出てきて、 これどうやって勝つの?みたいな展開がめっちゃ連続で起こる。 ネットミームになってるような名言も沢山ありました。 ただ、なんかずっと同じことしてるなっていう感じがあったり、 そのせいで全然ストーリー進まないのが微妙。 ただ、アニメよりはスムーズに進むのでそこは漫画版の良いところ。 人造人間、セル編。 あんまストーリーは無い。 強さがインフレし始めているのでバトルが派手になってくる。 最後のセルゲームがメインなんだけど、 第一形態のセルが色々とウロウロするあたりの話とか、 精神と時の部屋の親子修行とか、 メインに向けての途中のやり取りも面白い。 魔人ブウ編。 個人的にはここが1番好き。 序盤のサイヤマンとかビーデルあたりはドラゴンボールというより、鳥山作品感が強いので好み分かれそう。 スーパーサイヤ人3とかゴテンクス、強化悟飯、ベジットなど、 活躍シーンがほぼ無いまま終わってしまったのが非常に残念。 そのぐらい後半一気に展開が進むのが面白い。 ただ、元気玉って、スーパーサイヤ人だと使えないみたいな設定無かったっけ?とも思った。 作品内容はなんとなく知ってるけど、 漫画を最初から最後までちゃんと読んだことは無いって人も多いと思うので、 どこかタイミングがあればぜひ一周は読んでみてほしい。
読む前に確認したい相性
向いている人
- 強敵との激闘でどんどん覚醒していく、少年バトル漫画の王道に胸を熱くしたい人
- 無邪気な冒険ギャグから壮大な戦いへと、作風が変化していく長編を味わいたい人
- ページをめくる手が止まらない、流れるようなコマ運びと演出の巧みさを堪能したい人
向いていない人
- 戦いの規模が際限なく大きくなっていくインフレ展開を、過剰だと感じやすい人
- 登場人物が膨れ上がらず、少人数の関係をじっくり描く物語を求めている人
- 勝敗や生死の重みを一貫して保ってほしく、形勢を覆す救済展開が苦手な人
良い感想・レビュー
- 世界一の漫画だと今でも確信している。セルゲームでの悟飯の覚醒シーンは何度読んでも鳥肌が立つし、ベジータのような魅力的な敵キャラがいることもドラゴンボールの凄さだと思う。
- 初期のギャグと冒険から後半の壮大なバトルへの移行が自然で、どの時代にも読みどころが詰まっている。敵が仲間になっていく過程が感動的で、ピッコロとの師弟関係には特に胸を打たれた。
- 思い出も面白さも全く色あせない、さすが世界のドラゴンボールだと思った。鳥山先生の絵は人物も乗り物も生き物も全部唯一無二の魅力があって、どのページも眺めているだけで楽しい。
- 子どもの頃に読んだこの作品を大人になってから読み返したらまた違う感動があった。笑いあり、バトルあり、感動ありで、どの世代が読んでも楽しめる普遍的な面白さを持っていると思う。
- 流れるような演出で退屈なページが全くなく、読んでいてずっとワクワクが続いた。かめはめ波や元気玉など、見ているだけで楽しくなる技の数々も含めて、本当に最高の漫画だと思う。
悪い感想・レビュー
- 後半になるにつれてインフレが激しくなり、どれだけ強くなっても敵がもっと強くなる展開に少し疲れてしまった。初期の小さな冒険が好きだったので、途中から世界観が変わりすぎた気がした。
- セル編以降はキャラクターが増えすぎて、誰が何をしているのか追いにくい場面もあった。悟空が主役なのに戦いを他のキャラに任せることが多くなってきて、物足りなさを感じることもあった。
- ストーリーの整合性より勢いを優先している部分があって、設定のご都合主義が気になってしまう場面もあった。それでも面白さは抜群なので、深く考えずに楽しむのが正解だとは思う。
- モノクロ版は画質が気になる場面もあって、カラーで見たかった場面が何度もあった。鳥山先生の絵はカラーでも本当に美しいので、フルカラー版での全巻刊行を望んでいる読者は多いと思う。
- 魔人ブウ編は個人的には少し冗長に感じてしまった。ブウ自体は面白いキャラなのだが、話の引き延ばし感が否めなくて、前半の密度の濃さと比べると若干物足りなさを覚えてしまった。










