レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
BOY の感想と評価(良いところ、悪いところ)
BOY
マークダウンで表示著者: 梅澤春人
連載: 週刊少年ジャンプ
評価: 8.5/10
あらすじ
「世界征服」を本気で夢見る私立楽園高校1年・日々野晴矢(ハレルヤ)は、背中から金属バットを繰り出す破天荒な無敵の男。どんな強敵も正面から叩き潰す圧倒的な戦闘力で、学校中の不良をなぎ倒していく。クラスメイトで画家志望の岡本清志朗、ロック少年の一条誠らとでこぼこトリオを組み、笑いと涙の青春騒動を巻き起こしていく。強敵と激しく拳を交えるたびに「昨日の敵は今日の友」という熱い展開が待ち受け、ギャグありシリアスあり、ハラハラドキドキのオンパレード。仲間への義理人情の厚さも魅力の、90年代ジャンプを席巻した豪快・痛快ヤンキー青春漫画の金字塔!
良い所
- 日々野の破天荒な行動に腹の底から笑わされながら、シリアスな展開では息をのんで画面に釘付けに。ギャグとシリアスの絶妙な振り幅にすっかりハマってしまいました!
- ハレルヤの傍若無人ぶりに笑いながらも、仲間のために誰より熱く動く姿に何度も胸が熱くなりました。男同士の義理と人情がビンビン伝わってきて、僕には刺さる作品です!
- 倒した敵がそのまま仲間になる「昨日の敵は今日の友」展開は普通のヤンキー漫画にはない熱さで、脇役一人ひとりにも見せ場が用意されているのに私は心底しびれました。
- どう見ても悪いやつを日比野が豪快にぶっ飛ばしていく様は爽快感溢れていて気持ちがいいです。主人公の無敵っぷりが清々しすぎて、読んでいるこっちまで爽快な気分になりました。
- 読み返してみたらギャグ要素が想像以上に満載で、バトル一辺倒と思っていたのに別のベクトルで笑わされました。最高にファンキーな作風で、今読んでも刺さるものがある漫画でした。
悪い所
- 背中からいろんな武器が出てくる設定の突飛さは最初は笑えたんですが、破天荒な展開がエスカレートしすぎて途中でついていけなくなり、結局私には読み続けることができませんでした。
- 途中からだんだん展開が酷くなっていき、女体盛りや赤ん坊を生贄にする不老不死の儀式などぶっとびすぎる描写が続いて精神的にきつくなりました。あまりに飛びすぎていて、ついていけませんでした。
- 喧嘩ばかりで合間のエピソードが少ないため、長期連載のわりにストーリーがマンネリ化していると感じました。強すぎる主人公が毎回同じように無双していくので、中盤以降は単調に見えてきました。
- 神崎のドラッグ描写やナオミの発言など、今読むとヤバいと感じる表現がいくつもあって戸惑いました。少年誌掲載作とは思えないほど過激な内容がちらほらあり、読んでいて引っかかりました。
- 読んで損はない作品だと思いますが、最後が打ち切りチックな終わり方になっていたのが残念でした。ここまで続いた連載なのに終わりだけ急で、もやっとした気持ちで読み終えました。





