レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
テコンダー朴 の感想と評価(良いところ、悪いところ)
読む前に確認したい相性
向いている人
- あらゆる立場を皮肉り倒す、突き抜けたブラックな風刺ギャグをおおらかに笑い飛ばせる人
- 時事ネタや細かい小ネタの仕込みを探しながら、作者の異常なこだわりを味わうのが好きな人
- 毒が強く不謹慎なネタも、ひとつの突き抜けた芸として受けとめて楽しめる懐の広い人
向いていない人
- 政治や歴史の話題にとても敏感で、過激なネタを目にするだけで強い抵抗を感じてしまう人
- まじめな本格派の格闘漫画として、緊張感ある技の応酬や迫力を期待して読みたい人
- 説明やセリフより、テンポよく進む爽快なアクションを楽しみたい人
良い感想・レビュー
- 「人権派格闘技」というパワーワードの通り、あらゆる立場を皮肉り倒す突き抜けたギャグセンスに、笑いすぎて腹筋が崩壊しました!差別や偏見をあえて極端に描くことで、逆にその愚かさを暴く手法は天才的です。
- 政治ネタやネットの騒動を絶妙なタイミングで格闘漫画に落とし込む構成が本当に見事。背景に描かれた小さな小ネタまで気づくと、作者の異常なまでの知識量とこだわりを感じて、ニヤニヤが止まりません。
- ただの不謹慎漫画かと思いきや、格闘技漫画としての様式美もしっかり守っているのが逆に面白い。必殺技を放つ前の仰々しい能書きや、無駄に熱い演出に、思わず「重根(チュングン)!」と叫びたくなります。
- 反日・嫌韓の両極端な主張をカリカチュアライズする潔さには、一周回って感動すら覚えました。どの陣営の人間が見てもどこか居心地が悪く、それでいて笑ってしまう。こんな危険で刺激的な漫画は他にありません。
- 読み進めるほどに、「正しさ」とは何かという根源的な問いを突きつけられているような気分になります(笑)。バカバカしさと知的な皮肉が同居した、現代日本にこそ必要な劇薬のような作品です。
悪い感想・レビュー
- 内容があまりに過激で不謹慎なため、少しでも政治や歴史に敏感な人には、読むだけで強い不快感を抱かせる可能性があります。冗談が通じない人や、真面目な格闘漫画を求めている人には絶対におすすめできません。
- 格闘シーンのテンポが非常に悪く、技を出す前の説明やセリフが長すぎて、アクションとしての爽快感はほぼゼロに近いです。あくまで「セリフを読む漫画」だと割り切らないと、途中で飽きてしまうかもしれません。
- 初期のキレのある風刺に比べて、巻が進むにつれてネタがマンネリ化しているように感じる部分がありました。また、パロディの元ネタを知らないと全く意味が分からない回もあり、読者を選ぶ度合いが強いです。
- 絵柄が独特というか少し硬いため、動きのある描写を期待すると物足りなさを感じます。特に女性キャラクターの描写が少ないので、画面が常に汗臭くて重々しい雰囲気なのが、人によっては辛いかもしれません。
- 掲載誌の移籍や中断が多い作品なので、物語の繋がりや一貫性が少し欠けているように見える場面がありました。一気に読むと、作者の熱量や方向性が途中で微妙に変化しているのが分かってしまい、少し冷めてしまうことも。
良い感想・レビュー
悪い感想・レビュー
「人権派格闘技」というパワーワードの通り、あらゆる立場を皮肉り倒す突き抜けたギャグセンスに、笑いすぎて腹筋が崩壊しました!差別や偏見をあえて極端に描くことで、逆にその愚かさを暴く手法は天才的です。
内容があまりに過激で不謹慎なため、少しでも政治や歴史に敏感な人には、読むだけで強い不快感を抱かせる可能性があります。冗談が通じない人や、真面目な格闘漫画を求めている人には絶対におすすめできません。
政治ネタやネットの騒動を絶妙なタイミングで格闘漫画に落とし込む構成が本当に見事。背景に描かれた小さな小ネタまで気づくと、作者の異常なまでの知識量とこだわりを感じて、ニヤニヤが止まりません。
格闘シーンのテンポが非常に悪く、技を出す前の説明やセリフが長すぎて、アクションとしての爽快感はほぼゼロに近いです。あくまで「セリフを読む漫画」だと割り切らないと、途中で飽きてしまうかもしれません。
ただの不謹慎漫画かと思いきや、格闘技漫画としての様式美もしっかり守っているのが逆に面白い。必殺技を放つ前の仰々しい能書きや、無駄に熱い演出に、思わず「重根(チュングン)!」と叫びたくなります。
初期のキレのある風刺に比べて、巻が進むにつれてネタがマンネリ化しているように感じる部分がありました。また、パロディの元ネタを知らないと全く意味が分からない回もあり、読者を選ぶ度合いが強いです。
反日・嫌韓の両極端な主張をカリカチュアライズする潔さには、一周回って感動すら覚えました。どの陣営の人間が見てもどこか居心地が悪く、それでいて笑ってしまう。こんな危険で刺激的な漫画は他にありません。
絵柄が独特というか少し硬いため、動きのある描写を期待すると物足りなさを感じます。特に女性キャラクターの描写が少ないので、画面が常に汗臭くて重々しい雰囲気なのが、人によっては辛いかもしれません。
読み進めるほどに、「正しさ」とは何かという根源的な問いを突きつけられているような気分になります(笑)。バカバカしさと知的な皮肉が同居した、現代日本にこそ必要な劇薬のような作品です。
掲載誌の移籍や中断が多い作品なので、物語の繋がりや一貫性が少し欠けているように見える場面がありました。一気に読むと、作者の熱量や方向性が途中で微妙に変化しているのが分かってしまい、少し冷めてしまうことも。





