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バトゥーキ の感想と評価(良いところ、悪いところ)
バトゥーキ
著者: 迫稔雄
連載: 週刊ヤングジャンプ/ヤンジャン!/となりのヤングジャンプ
評価: 8.9/10
あらすじ
ごく普通の家庭に育った女子中学生・三條一里は、ある日コンビニ強盗を不思議な動きで撃退する男と出会い、カポエイラの世界に引き込まれる。やがて彼女の出生の秘密と、南米ギャングとの因縁が明らかになり、命懸けの闘いと成長の物語が始まる。仲間やライバルとの交流、そして幻の格闘技「バトゥーキ」を巡る壮絶な戦いが描かれる。
良い所
- カポエイラの動きや技が迫力満点で描かれ、格闘シーンに引き込まれる。
- 主人公の成長過程が丁寧で、試練を乗り越える姿に胸が熱くなる。
- 格闘だけでなく人間関係や心理描写も深く、物語に厚みがある。
- 背景や構図が緻密で、臨場感のある世界観が魅力的。
- 敵キャラにも個性と背景があり、戦いにドラマ性が生まれている。
悪い所
- 暴力描写が生々しく、苦手な人にはきつい場面が多い。
- 専門用語や設定が多く、格闘技に馴染みがないと理解しづらい。
- 展開が重くシリアス寄りで、気軽に読むには向かない。
- ストーリーの進行が遅く、核心に迫るまで時間がかかる。
- キャラクターや勢力が多く、関係性を把握するのが難しい。



