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マタギガンナー の感想と評価(良いところ、悪いところ)
マタギガンナー
著者: Juan Albarran/藤本正二
連載: モーニング
評価: 7.9/10
あらすじ
秋田で暮らす元マタギの老人・山野仁成は、偶然触れたFPSオンラインゲームをきっかけに新たな世界へ踏み出す。獲物を追い、地形を読み、気配を察するマタギの技術は、デジタルな戦場でも圧倒的な強さを発揮していく。世代も価値観も異なる若者たちとチームを組み、eスポーツの舞台で戦う姿を通して、狩猟文化と現代社会、人と人のつながりが丁寧に描かれる。
良い所
- マタギの知識がFPSの戦術に直結する描写が新鮮で、他のeスポーツ漫画にはない説得力があった。
- 年配の主人公が主役という点が意外性抜群で、成長物語とは違う深みを感じた。
- 試合展開が理詰めで進むので、撃ち合いだけに頼らない頭脳戦が面白かった。
- 若者チームとの関係性が少しずつ変わっていく過程が丁寧で、読後感が良い。
- 派手さよりも積み重ねを重視した構成で、じっくり読み込める作品だった。
悪い所
- 序盤は設定説明が多く、物語が動き出すまで少し退屈に感じた。
- FPS用語や戦術説明が細かく、ゲームに詳しくないと理解しづらい場面があった。
- キャラクター数が限られていて、群像劇としては物足りなさを感じた。
- 試合の盛り上がりが淡々としており、もっと感情的な爆発が欲しかった。
- 全体的に渋い作風なので、爽快感を求める人には合わないと感じた。





