レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
町人Aは悪役令嬢をどうしても救いたい~どぶと空と氷の姫君~ の感想と評価(良いところ、悪いところ)
町人Aは悪役令嬢をどうしても救いたい~どぶと空と氷の姫君~
連載: コミック アース・スター
評価: 8.3/10
あらすじ
前世は航空エンジニアだった青年が目を覚ましたのは、乙女ゲームの世界のモブ以下、平民の少年アレンとしての人生だった。このままでは数年後、悪役令嬢の闇落ちで街ごと焼かれ、母も自分も命を落とす。運命をひっくり返すために選んだのはどぶさらいからの地道な下積みだった。前世の知識を武器に冒険者として力をつけ、身分違いの学園へ乗り込んでいく。特権にあぐらをかいた貴族たちを泥くさい努力で叩き返していく場面は、読んでいて胸がすく。断罪の日を越えてもなお、身分の壁と戦火が二人の行く手をふさぐ。ただのチート無双では終わらない、どぶから始まる成り上がり!
読む前に確認したい相性
向いている人
- チート知識を持っていても下積みから積み上げる成り上がりを、じっくり追いかけたい人
- 理不尽にふるまう権力者が、泥くさい努力できっちり痛い目を見る展開にスカッとしたい人
- 身分違いの二人が壁にぶつかりながら少しずつ近づいていく、重ための恋の行方を見届けたい人
向いていない人
- お約束をなぞる序盤が長く感じるタイプで、出だしから引き込まれないと投げてしまう人
- 軽い笑いを求めて読み始めて、暗くて陰湿な悪意の描写が挟まると気持ちが冷めてしまう人
- 話がテンポよく進むことを何より大事にしていて、寄り道や足踏みが続くと退屈になる人
良い感想・レビュー
- 知識があっても一足飛びには強くなれず、何年もかけて力をつけていきます。この下積みをはしょらない歩みがあるから、私も主人公の成長をじっくり追いかけられました。
- 特権にあぐらをかいた連中の物言いには、何度もイラっとさせられる。それでも主人公がきっちり返り討ちにしてくれるので、溜めた分だけ効く仕返しが気持ちいい。
- それだけの力を持ってもどぶさらいを投げ出さず、母親の手伝いも続けます。周りの大人が可愛がるのも納得で、チート無双で終わらない人情味にほだされました。
- 悪役令嬢がわがままな高飛車娘ではなく、まっすぐで折り目正しいお嬢様として描かれます。主人公のせいで筋書きが狂い、彼女の生き方が変わっていく救済劇に引き込まれます。
- 身分の差を前にして、公爵令嬢に釣り合う男になろうと動き出す主人公が格好いい。細やかな絵とずしりと重い展開が噛み合っていて、この泥くさい恋の行方を見届けたくなる。
悪い感想・レビュー
- 出だしは他の有名作と設定が重なりすぎていて、先が心配になりました。読み進めるとレベル上げの冒険譚に寄っていくので、乙女ゲーム設定を置いた意味が薄く感じます。
- 軽い調子で書きたそうなのに、人の命や悪意を扱う暗い話が挟まる。敵役の陰湿さもきつく、噛み合わない要素の詰め込みのせいで、うまく話に入り込めない。
- 文の切れ目がぶつ切りで、読んでいて引っかかる。設定も詰めが甘く、大きな山もないまま話が進むので、山場の乏しい進み方に途中で気持ちが離れていく。
- 序盤のお約束展開は、前に読んだ本かと疑うほど見慣れたもの。子供時代の力のつけ方も隠れて撃つ繰り返しで、作業めいた戦い方が続くのには正直だれました。
- 主人公があれだけ動いたのに国は割れ、泥沼の戦へ転がり落ちていきます。やりきれなさの残る後半に加え、終盤の急な展開も含めて読み手を選ぶ話だと感じます。
良い感想・レビュー
- 知識があっても一足飛びには強くなれず、何年もかけて力をつけていきます。この下積みをはしょらない歩みがあるから、私も主人公の成長をじっくり追いかけられました。
- 特権にあぐらをかいた連中の物言いには、何度もイラっとさせられる。それでも主人公がきっちり返り討ちにしてくれるので、溜めた分だけ効く仕返しが気持ちいい。
- それだけの力を持ってもどぶさらいを投げ出さず、母親の手伝いも続けます。周りの大人が可愛がるのも納得で、チート無双で終わらない人情味にほだされました。
- 悪役令嬢がわがままな高飛車娘ではなく、まっすぐで折り目正しいお嬢様として描かれます。主人公のせいで筋書きが狂い、彼女の生き方が変わっていく救済劇に引き込まれます。
- 身分の差を前にして、公爵令嬢に釣り合う男になろうと動き出す主人公が格好いい。細やかな絵とずしりと重い展開が噛み合っていて、この泥くさい恋の行方を見届けたくなる。
悪い感想・レビュー
- 出だしは他の有名作と設定が重なりすぎていて、先が心配になりました。読み進めるとレベル上げの冒険譚に寄っていくので、乙女ゲーム設定を置いた意味が薄く感じます。
- 軽い調子で書きたそうなのに、人の命や悪意を扱う暗い話が挟まる。敵役の陰湿さもきつく、噛み合わない要素の詰め込みのせいで、うまく話に入り込めない。
- 文の切れ目がぶつ切りで、読んでいて引っかかる。設定も詰めが甘く、大きな山もないまま話が進むので、山場の乏しい進み方に途中で気持ちが離れていく。
- 序盤のお約束展開は、前に読んだ本かと疑うほど見慣れたもの。子供時代の力のつけ方も隠れて撃つ繰り返しで、作業めいた戦い方が続くのには正直だれました。
- 主人公があれだけ動いたのに国は割れ、泥沼の戦へ転がり落ちていきます。やりきれなさの残る後半に加え、終盤の急な展開も含めて読み手を選ぶ話だと感じます。
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