レビュー著者: 漫画よしあし
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賭博覇王伝 零 ギャン鬼編 の感想と評価(良いところ、悪いところ)
賭博覇王伝 零 ギャン鬼編
著者: 福本伸行
連載: 週刊少年マガジン
評価: 8.7/10
あらすじ
命より熱い、究極の博打を。福本伸行が圧倒的な「心理描写」と、唯一無二の緊張感溢れる筆致で描き出す、伝説のギャンブラー・宇海零が再び闇の博奕の世界へと舞い戻る衝撃のギャンブル・サスペンス。金、命、そして矜持を賭けた、常軌を逸した「ギャン鬼」たちとの死闘。福本作品ならではの緻密なロジックと、極限状態で剥き出しになる人間の本能。理不尽なルールを、零がその圧倒的な閃きで鮮やかに打ち砕いていくカタルシス。ページをめくる手が止まらない、至高の没入感。伝説のギャンブラー、再臨の結末をその目で見届けよ!
良い所
- とにかく福本先生特有の『ざわ……ざわ……』とした緊張感が凄まじすぎて、私、零の閃きが炸裂する瞬間に、最高の没入感と素晴らしい感動を味わいながら夢中になって読み耽りました。最高のギャンブル漫画です。
- トリックの完成度が非常に高く、私、一コマ一コマに散りばめられた伏線が回収される瞬間に不覚にも魂を震わせる素晴らしい体験をしました。傑作です!僕のイチ押し!
- 物語のスケールが非常に大きくかつ心理戦が精緻で、僕、読み進めるたびに『そう来るか!』と素晴らしい多幸感を味わいながら読み耽りました。これ以上に『深い』漫画はありません。神漫画!
- 絵のタッチが非常に清潔感がありかつ迫力に満ちていて、私、一コマ一コマからキャラクターの『執念』がダイレクトに伝わってくるようでした。僕にとってこれ以上に『豊かな』漫画はありません。最高!
- 読み終わった後のこのズシリとした満足感。私、これほどまでに誠実で不器用な勝負師の物語に出会えて幸せです。最終回まで零の博奕を全力で見守りたいです!
悪い所
- 非常にスリリングで面白いですが、物語の展開がかなり心理的な駆け引きに多くを割いているため、僕のような劇的なアクションやスピード感を求める読者には、時時物語のテンポに置いていかれそうになる瞬間があるかもしれません。
- 設定は秀逸ですが、時々零の『ひらめき』が天才的すぎて、僕としては時々『もう少し地道な努力や苦悩もたまには見たかったかな』という贅沢な不満も少し。完璧すぎるのも悩みですね。
- 情報の密度が非常に高く、ギャンブルのルールやトリックの説明が複雑なため、私、時々その詳しさゆえに、純粋なエンタメとして没入できない瞬間がたまにありました。僕の勝手な事情ですが、理解力が試されます。
- 一度読み始めると一気に読めますが、僕にとっては少し情報の整理が『重厚すぎて疲れる(精神的に)』部分があり、読了後に本当にどっと疲労感を感じました。私、精神状態が良い時にしか読めません。
- 万人受けする作品だからこそ、僕には少し『福本作品特有の特定の型にはまったモノローグ演出』に寄りすぎているように感じられることがありました。私個人の感性の問題ですが、もう少しドライな現場の厳しさも欲しかったです。





