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ジャンケットバンク の感想と評価(良いところ、悪いところ)

ジャンケットバンク

ジャンケットバンク

著者: 田中一行

連載: 週刊ヤングジャンプ/少年ジャンプ+

ギャンブルサスペンス

評価: 9.2/10

あらすじ

銀行が主催する極秘のギャンブル場「ジャンケットバンク」。そこでは銀行員がギャンブラーを担当し、勝敗によって自らの地位や利益を競い合う。新米銀行員・御手洗と、彼が担当する型破りなギャンブラーたちは、常識外れのオリジナルゲームに挑み、知略と心理戦で勝利を狙う。ギャンブラー同士の駆け引きだけでなく、銀行内部の権力争いも絡み合う二重構造の物語が展開される。

良い所

  • オリジナルゲームの発想が斬新で、毎回ルールを知るワクワク感がある。
  • 銀行員とギャンブラーの二重視点で描かれる構成が新鮮で、物語に厚みがある。
  • キャラクターの個性が強く、掛け合いだけでも楽しめる。
  • 伏線の張り方が巧みで、後から読み返すと細部まで計算されていることに気づく。
  • ルールが難しくても雰囲気と展開の勢いで最後まで引き込まれる。

悪い所

  • 一部のゲームルールが複雑で理解しづらく、説明を読み返す必要がある。
  • 残虐な描写や心理的に追い詰める展開があり、人を選ぶ。
  • 展開が長引くゲームもあり、テンポが遅く感じる巻がある。
  • キャラクターの癖が強すぎて感情移入しづらい場合がある。
  • 現実離れした設定に違和感を覚える読者もいる。

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