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賭博堕天録 カイジ 24億脱出編 の感想と評価(良いところ、悪いところ)
良い所
- 逃走劇の緊張感が途切れず、ページをめくる手が止まらなかった。
- カイジと仲間たちのやり取りに人間味があり、シリアスな中にも温かさを感じられる。
- 日常的な場面にも細かい心理描写があり、キャラクターの心情がよく伝わってくる。
- 帝愛の追っ手との駆け引きが巧妙で、先の展開を予想するのが楽しい。
- 背景や小物の描き込みが細かく、逃走の舞台となる街や環境にリアリティがある。
悪い所
- 展開が非常にゆっくりで、物語の進行が遅く感じる巻が多い。
- ギャンブル要素がほとんどなく、従来のカイジらしさを求めると物足りない。
- 同じような会話や状況が繰り返され、冗長に感じる部分がある。
- 緊張感のある場面の合間に日常描写が長く入り、テンポが崩れることがある。
- 休載が多く、物語の盛り上がりが途切れてしまう印象を受ける。