レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
ホタルの嫁入り の感想と評価(良いところ、悪いところ)
ホタルの嫁入り
著者: 橘オレコ
連載: マンガワン/裏サンデー
評価: 8.8/10
あらすじ
明治。伯爵家の令嬢・紗都子は、生まれつき心臓を病み、余命わずかと告げられていた。家のために縁談を受け入れる覚悟でいた彼女を、義母たちの企みが襲う。遊女が集う孤島へ連れ去られ、冷酷な殺し屋・進平に命を狙われる。その場しのぎで口にした偽りのプロポーズが、進平の狂おしい愛に火をつけた。運命の相手と思い込んだ彼は、常軌を逸した執着を紗都子へ注ぎ込む。いつ殺されるかわからない恐怖の裏で、まっすぐすぎる愛情に、彼女の心は少しずつ揺れていく。守るべき家名、壊れそうな余命、狂気じみた一途さ。ぞくりとするのに目が離せない、危うい純愛サスペンス!
読む前に確認したい相性
向いている人
- 甘いだけの恋物語だけでは物足りなくて、歪んだ執着愛の危うさにぞくりとしてみたい人
- 過酷な運命に抗いながらも懸命に前を向き続ける、凛としたヒロインの生き様を応援したい人
- 甘い恋のときめきと、命の危うさが隣り合う緊張感を、その両方いっぺんに味わいたいという人
向いていない人
- 人が命を落とす場面や、生々しく流れる血の描写などの、重めのダークさがどうしても苦手な人
- 束縛のない対等な関係を何より大事にしたくて、まっすぐな恋愛模様だけを楽しみたい人
- 物語のすべての謎や結末がきれいに解けきる、すっきりとした読後感をいつも強く求める人
良い感想・レビュー
- 目に光のない殺し屋なんて怖いはずなのに、進平が笑うたびに引き込まれてしまった。余裕のある視線と、ときどき覗く冷たさ。私はこの危うい色気にすっかりやられました。
- 普段こういうジャンルは選ばないのに、気づけば夢中で読んでいた。弱い体で余命を抱えながらも、まっすぐ前を向く紗都子の姿に、応援せずにいられない。凛としたヒロインがとにかく眩しい。
- 血まみれで現れたときは不気味に見えた男が、紗都子の前ではコミカルで愛らしい。この落差にやられました。何より愛情表現がまっすぐで、読んでいてキュンとする。溺愛ヤンデレの破壊力を思い知らされる。
- 「嘘でもいい、あの言葉がすごく嬉しかった」というやりとりに胸が締めつけられました。逃げる道中で本心をぶつけ合い、少しずつ打ち解けていく二人。歪んでいるのに一途な愛が、切ないとは思わなかったです。
- 「生きて見返す、私はこの世界に必要な人間だ」という紗都子の言葉が深く刺さった。先の長くない彼女だからこそ出た叫び。狂気じみているのに、進平の心臓は要らないという愛の重さに泣かされました。
悪い感想・レビュー
- かわいい表紙につられて読み始めたら、思ったよりグロい描写が多くて驚いた。甘い恋物語を期待していた私には、流れる血の量がしんどい。予想外のダークさに、心の準備が追いつきませんでした。
- 人を簡単に殺めてしまう男に、どうしても惹かれる要素を見つけられなかった。周りの男性陣が誠実なだけに、彼の行き過ぎた執着がただ怖い。恋というより支配に見えて、最後までモヤモヤが残った。
- ヤンデレの独占欲が、私には常識の範囲を超えて見えた。ニコニコしながら向けてくる愛情が、途中から気持ち悪く感じてしまう。対等な関係とは言いがたく、歪んだ力関係にどうしても入り込めない。
- 序盤の孤島から逃げる緊迫したやりとりは夢中で読んだ。ただ登場人物が増えてからは失速した印象。三角関係や家の事情でドロドロし始めると、話の進みが遅くて中盤の停滞感に少し飽きてしまった。
- 楽しみにしていた結末が、思い描いていたものと違ってモヤモヤした。二人がどんな時間を歩んだのか、その過程がほとんど描かれない。読み終えて置いてけぼりの読後感だけが残ってしまいました。
良い感想・レビュー
- 目に光のない殺し屋なんて怖いはずなのに、進平が笑うたびに引き込まれてしまった。余裕のある視線と、ときどき覗く冷たさ。私はこの危うい色気にすっかりやられました。
- 普段こういうジャンルは選ばないのに、気づけば夢中で読んでいた。弱い体で余命を抱えながらも、まっすぐ前を向く紗都子の姿に、応援せずにいられない。凛としたヒロインがとにかく眩しい。
- 血まみれで現れたときは不気味に見えた男が、紗都子の前ではコミカルで愛らしい。この落差にやられました。何より愛情表現がまっすぐで、読んでいてキュンとする。溺愛ヤンデレの破壊力を思い知らされる。
- 「嘘でもいい、あの言葉がすごく嬉しかった」というやりとりに胸が締めつけられました。逃げる道中で本心をぶつけ合い、少しずつ打ち解けていく二人。歪んでいるのに一途な愛が、切ないとは思わなかったです。
- 「生きて見返す、私はこの世界に必要な人間だ」という紗都子の言葉が深く刺さった。先の長くない彼女だからこそ出た叫び。狂気じみているのに、進平の心臓は要らないという愛の重さに泣かされました。
悪い感想・レビュー
- かわいい表紙につられて読み始めたら、思ったよりグロい描写が多くて驚いた。甘い恋物語を期待していた私には、流れる血の量がしんどい。予想外のダークさに、心の準備が追いつきませんでした。
- 人を簡単に殺めてしまう男に、どうしても惹かれる要素を見つけられなかった。周りの男性陣が誠実なだけに、彼の行き過ぎた執着がただ怖い。恋というより支配に見えて、最後までモヤモヤが残った。
- ヤンデレの独占欲が、私には常識の範囲を超えて見えた。ニコニコしながら向けてくる愛情が、途中から気持ち悪く感じてしまう。対等な関係とは言いがたく、歪んだ力関係にどうしても入り込めない。
- 序盤の孤島から逃げる緊迫したやりとりは夢中で読んだ。ただ登場人物が増えてからは失速した印象。三角関係や家の事情でドロドロし始めると、話の進みが遅くて中盤の停滞感に少し飽きてしまった。
- 楽しみにしていた結末が、思い描いていたものと違ってモヤモヤした。二人がどんな時間を歩んだのか、その過程がほとんど描かれない。読み終えて置いてけぼりの読後感だけが残ってしまいました。










