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PSYREN―サイレン― の感想と評価(良いところ、悪いところ)
PSYREN―サイレン―
著者: 岩代俊明
連載: 週刊少年ジャンプ
評価: 7.9/10
あらすじ
謎のテレフォンカードを手にした高校生・夜科アゲハが、荒廃した未来世界「PSYREN」に強制的に呼び出される。そこで仲間と共に超能力を駆使しながら生き残り、現実世界と未来を繋ぐ謎に挑む物語。
良い所
- 序盤から謎が多く、展開に引き込まれて一気に読んでしまった。
- アゲハの成長が熱く描かれていて、主人公らしいカタルシスがあった。
- 能力バトルの描写が迫力満点で、ジャンプらしい王道の面白さを感じた。
- 未来世界の荒廃した雰囲気がリアルで、世界観に没入できた。
- 仲間との絆や信頼が物語の軸になっていて感動的だった。
悪い所
- 設定の説明が多く、テンポが遅く感じる部分があった。
- キャラクターの掘り下げが浅く、感情移入しづらい場面があった。
- 後半の展開が急ぎ足で、伏線の回収が不十分に感じた。
- 同じような能力バトルが繰り返され、マンネリを覚える巻もあった。
- 打ち切りの影響で物語が駆け足になり、結末が物足りなかった。



