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GetBackers-奪還屋- の感想と評価(良いところ、悪いところ)

GetBackers-奪還屋-

GetBackers-奪還屋-

著者: 綾峰欄人青樹佑夜

連載: 週刊少年マガジン

ジャンル: 能力バトルバトルアクションサスペンス

評価: 8.9/10

あらすじ

『GetBackers-奪還屋-』は、どんな依頼品でも必ず取り戻す二人組「奪還屋」美堂蛮と天野銀次の活躍を描くバトル漫画。新宿・無限城を舞台に、超能力や異能者が跋扈する裏社会で、過去と因縁を背負った敵と死闘を繰り広げる。軽妙な掛け合いとシリアスな過去編が交錯し、物語は次第に壮大な世界観へと収束していく。

良い所

  • 蛮と銀次の掛け合いが軽快で、シリアスな展開でも読んでいて重くなりすぎないのが良かった。
  • 能力バトルのアイデアが豊富で、敵キャラごとの戦い方に毎回ワクワクさせられた。
  • 中盤以降の過去編が非常に濃密で、キャラクターの背景を知るほど物語に引き込まれた。
  • 無限城という舞台設定が秀逸で、独特の閉塞感とスケール感を両立している点が印象的だった。
  • 伏線が多く、後半で一気に回収されていく展開に爽快感と達成感があった。

悪い所

  • 序盤はギャグ寄りで世界観が掴みにくく、本格的に面白くなるまで時間がかかった。
  • 能力設定が複雑になりすぎて、戦闘の理屈を追うのが大変な場面があった。
  • 後半は情報量が多く、説明台詞が増えてテンポが落ちたと感じる部分がある。
  • 敵キャラが多いため、印象が薄く終わってしまう人物もいた。
  • ラストの解釈がやや難解で、読後に消化しきれない感覚が残った。

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