レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
ライジング インパクト の感想と評価(良いところ、悪いところ)
ライジング インパクト
著者: 鈴木央
連載: 週刊少年ジャンプ
評価: 8.5/10
あらすじ
福島の山奥で祖父と暮らす元気な少年・ガウェイン。世界一の飛ばし屋を夢見る彼の前に、女子プロゴルファーの西野霧亜が現れ、ゴルフの楽しさを教える。ガウェインは「ギフト」と呼ばれる特殊な才能を武器に、ランスロットら強力なライバルたちが集う英国のキャメロット学院へ。ボールの航跡が光り輝く圧倒的なパワーゴルフと、アーサー王伝説をモチーフにした熱き友情の物語が展開される。二度の打ち切りを乗り越え復活を遂げた伝説的エピソードを持つ、少年ジャンプ史上最も熱いゴルフ漫画の金字塔!
良い所
- ゴルフを能力バトルのような熱量で描く演出が最高にワクワクしました!ガウェインが放つショットの圧倒的な飛距離とカタルシスに一気に引き込まれ、夢中で読み進めた僕にとってのバイブルのような作品です。
- アーサー王伝説をモチーフにした魅力的なキャラクターたちが大好きです。特にランスロットとの友情や、強敵と切磋琢磨して成長する姿は本当に熱い。スポーツ漫画の枠を超えたワクワク感が詰まった傑作です。
- ボールの航跡が光り輝く「ギフト」の設定が秀逸で痺れます。物理法則を無視した超人技の数々に、僕の中二心をこれでもかとくすぐられました。ページをめくる手が止まらない、圧倒的なエンタメ作品ですね。
- 二度の打ち切りから復活した伝説的な逸話通り、読者の心を掴んで離さない魅力があります!ガウェインの真っ直ぐな性格に元気をもらえるし、ここぞという時の作画の迫力が凄まじくて何度も読み返しています。
- ゴルフのルールを知らなくても理屈抜きで楽しめる面白さがあります。女子キャラクターも可愛らしく、熱い試合と日常のコメディのバランスが絶妙。少年ジャンプらしい王道の友情と努力に胸が熱くなりました。
悪い所
- 物語が進むにつれて物理法則を無視したファンタジー技が連発されるので、リアルなゴルフ漫画を期待していた私には少し合いませんでした。もはやスポーツではなく能力バトルに見えてしまい、少し冷めてしまいました。
- 最終的に打ち切りに近い完結だったせいか、終盤の展開が非常に駆け足で残念でした。伏線が回収しきれていない部分もあり、キャメロット杯以降の盛り上がりをもっとじっくり読みたかったのが正直な不満点です。
- 鈴木央先生特有の、女性キャラへの過剰なお色気描写が時折ノイズに感じました。少年誌とはいえ、ゴルフの本筋とは関係ないサービスカットが多くて、純粋に試合を楽しみたい時には少し邪魔に思えましたね。
- 初期の絵柄が少し荒削りなのが気になりました。後のヒット作と比べると作画の不安定な箇所があり、ビジュアル面で馴染むまでに時間がかかりました。全盛期の洗練された画力を期待して読むと少し戸惑います。
- キャラクター同士の因縁や過去が重すぎる場面があり、明るいスポーツ青春モノを求めていた私には少し重苦しく感じる時期がありました。シリアスな展開が長引くと、もう少しスポーツの爽快感が欲しくなります。
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