レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
SLAM DUNK の感想と評価(良いところ、悪いところ)
SLAM DUNK
著者: 井上雄彦
連載: 週刊少年ジャンプ
ジャンル: 少年マンガ/バスケットボール/スポーツ/青春/学園
評価: 9.8/10
あらすじ
中学時代に50人の女の子にフラれた赤髪の不良少年・桜木花道。高校で一目惚れした赤木晴子の勧めで、全くの初心者ながらバスケットボール部に入部することに。最初は下心の不純な動機だったが、主将の赤木や天才・流川楓といった仲間たち、そして強力なライバル校の猛者たちと死闘を繰り広げる中で、花道は急速にバスケの魅力に憑りつかれ、驚異的な成長を遂げていく。井上雄彦が圧倒的な筆致と躍動感で描き切る、青春スポーツ漫画の絶対的王者。読者の魂を震わせ、社会現象まで巻き起こした伝説の熱き物語が、今ここに蘇る!
良い所
- 初心者だった花道が地道な練習を重ねて、本物のバスケットマンに成長する姿が最高に熱いです!彼の純粋な情熱と驚異的な身体能力に何度も興奮し、スポーツの素晴らしさを再確認できた私の人生のバイブルです。
- 井上先生の画力の進化が凄まじく、山王戦の躍動感には鳥肌が立ちました。セリフがない無音の描写だけで心臓の鼓動まで伝わってくるようで、最後は涙が止まりません。漫画を超えた芸術品と言える最高傑作です。
- 三井の「安西先生…!! バスケがしたいです……」は何度読んでも号泣します。挫折を経験した男が再びコートに立つ姿に、どれほど多くの人が勇気をもらったことか。脇役一人ひとりに魂が宿っている名作です。
- バスケのルールを全く知らなくても、圧倒的な熱量に引き込まれて一気に読み切ってしまいました。花道と流川の反発し合いながらも認め合うライバル関係が尊すぎて、全巻読み終わった後の喪失感が凄まじいです。
- 不朽の名作と呼ばれる理由が分かりました。勝負の厳しさ、仲間の大切さ、そして最後まで諦めない心。作中の名言たちが私の心に深く刻まれ、何かに挑戦する時にいつも背中を押してくれる、かけがえのない宝物です。
悪い所
- 物語の序盤はヤンキー漫画のような喧嘩や暴力的なギャグが多くて、純粋なスポーツ漫画を期待していた私には少しノリが古く感じられました。本格的なバスケの試合が始まるまでが長く、最初は入り込みにくかったです。
- インターハイ編の終わり方があまりに劇的で美しすぎる分、もう少しその後の展開や彼らの未来をじっくり見たかったという寂しさが残ります。突然の幕引きに感じてしまい、不完全燃焼な気持ちが少しだけありました。
- 湘北メンバー以外のライバル校についても、もっと深いバックストーリーが読みたかったです。特に翔陽など、魅力的なキャラクターが多いのに出番が限られていて物足りなさを感じる部分があり、そこだけが心残りです。
- 試合シーンの描写が非常に細かいため、一つの対戦が終わるまでにかなりの巻数を要します。一気読みなら最高に面白いですが、連載当時に追っていたら、展開の遅さに少し焦れったさを感じてしまったかもしれません。
- 当時の少年漫画の王道とはいえ、女性キャラクターの描かれ方が少しステレオタイプで、今の時代の感覚からすると違和感を覚える場面がありました。ストーリーが完璧なだけに、そういった時代背景の差が気になります。
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