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レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:

ホタルノヒカリ の感想と評価(良いところ、悪いところ)

ホタルノヒカリ

ホタルノヒカリ

完結
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著者: ひうらさとる

連載: Kiss

ジャンル: 少女漫画ラブコメディオフィスラブ

評価: 3.9/10

あらすじ

会社ではきびきび働く27歳のOL雨宮蛍。ところが家に帰ればジャージにちょんまげ頭、休日は布団の上で缶ビール。恋より睡眠を選ぶ筋金入りの干物女だ。そんな蛍の借家に、妻と別居した上司の高野部長が「そこは自分の実家だ」と帰ってくる。几帳面な部長とだらけきった蛍の、奇妙な同居生活の幕開け。おまけにロンドン帰りの年下デザイナーから突然のキスをされ、長らく止まっていた恋心まで動き出す。好きな人の前では完璧でいたい、けれど素のだらしなさは隠しきれない。惚れて、隠して、こじれて、また部長のいる縁側へ帰る。笑い転げて読んでいたはずが、いつのまにか自分の休日の過ごし方まで気になってくる。ありのままでいられる相手にたどり着くまでの、長すぎる遠回り!

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読む前に確認したい相性

向いている人

  • 家に帰ったらとことん力を抜きたいという気持ちに覚えがあり、働く自分をまるごと肯定してほしい人
  • 年の差のある相手とのじれったく足踏みしながら進む恋を、笑いながら長く追いかけたい人
  • 恋の行き先だけでなく、相手に寄りかからずに立てるようになるまでの道のりを見届けたい人

向いていない人

  • 二人の距離が一気に縮まる速さを求めていて、足踏みが長く続くと読む気が失せてしまう人
  • 干物女という設定から予想を裏切る変わり種の恋を期待していて、王道だと物足りない人
  • 2000年代の少女漫画らしい絵柄が苦手で、実写ドラマで受けた印象のまま楽しみたい人

良い感想・レビュー

  • 学生が主役の恋愛ものばかり読んでいたので、働く27歳が主人公なのが新鮮でした。仕事帰りの気の抜け方や社内の人づきあいにいちいち覚えがあって、疲れた自分をそのまま肯定してくれる恋の話だと思います。
  • 干物女という言葉にびっくりしながら読み始めた口だ。部長に助言をもらいつつ、進んだり後退したりを繰り返す蛍は、隠し事がばれて右往左往しても嫌いになれない。しくじるほど愛嬌が増していくヒロインだった。
  • 最初は部長ひとすじで読んでいたのに、途中から若くて余裕のないマコトくんまで気の毒になりました。殿も優華ちゃんも、脇にいる人から順に愛しくなっていくのがうれしい誤算です。
  • ばかばかしい笑い話として読み流していたはずが、他人と暮らすことや愛とは何かという問いがふと顔を出す。ふざけた顔つきで核心を突いてくるので、見た目ほど軽い漫画ではない。
  • 終盤でふたりが一度離れる流れは正直なくてもいいと思っていたが、読み終えてみればあそこが一番大事だった。部長に手を借りながらも自分の足で一歩ずつ前に出る蛍を、声に出して応援したくなる

悪い感想・レビュー

  • 干物女という看板から斜め上の恋を期待したのに、中身は王道の恋愛漫画でした。肩書きが珍しいだけで話は定番どおりに進むので、付き合うまでの流れまでご都合主義に見えてしまいます。
  • 部長と同じ家に住みながらマコトと付き合う、という前提がどうしても飲み込めない。隠している側のほうが小さなことで落ち込むので、読むほどに蛍の言い分に腹が立ってきた。
  • 関係がなかなか前に進みません。恋から遠ざかっていた主人公がエンジンをかけるのに時間がかかるのはわかりますが、一巻読んでもほとんど距離が縮まらないのはつらく、無料分の三冊も読み切れませんでした。
  • 絵柄がどうにも合わなかった。とくに男性陣の描き方が苦手で、四十歳の部長が年上に見えてこない。実写のほうは楽しめただけに、漫画は最後まで入り込めずじまい。
  • 作者の明るくて重くなりすぎない作風は好きなのですが、この作品は主人公とどうも合いませんでした。だらしなさを愛嬌で押し通すところが鼻について、部長はかっこいいのに気持ちが乗りません。

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