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走馬灯株式会社 の感想と評価(良いところ、悪いところ)
走馬灯株式会社
著者: 菅原敬太
連載: 漫画アクション
評価: 8.3/10
あらすじ
走馬灯株式会社――そこは、自分の人生を記録した映像を観ることができる不思議な会社。迷い込んだ人々は、自らの過去や秘密を映像で目の当たりにし、喜びや悲しみ、罪や後悔と向き合うことになる。人生の真実を突きつけられた彼らは、映像を見終えた後に何を選び、どんな結末を迎えるのか…。人間の心の奥底を描く異色のミステリー作品。
良い所
- 人生の映像を見せるという設定が斬新で、毎話どんな展開になるのか期待感が高まった。
- 人間の弱さや欲望がリアルに描かれていて、読んでいて考えさせられた。
- 短編形式で様々な人物の人生が描かれるため、飽きずに読み進められた。
- 映像を通じて暴かれる秘密や真実が衝撃的で、強いインパクトがあった。
- ラストの探偵編で物語全体が繋がり、完結まで一気に読ませる力があった。
悪い所
- 毎話ゲストキャラ中心のため、主人公が不在で物語の軸が弱く感じた。
- 救いのない結末が多く、読後感が重すぎると感じる巻もあった。
- 設定の説明が少なく、走馬灯株式会社そのものの謎が深掘りされないまま終わった印象がある。
- 同じような展開が繰り返されるため、途中でマンネリを感じた。
- キャラクターの心理描写が淡白な部分があり、感情移入しづらい場面もあった。
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