レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
花の慶次 ―雲のかなたに― の感想と評価(良いところ、悪いところ)
花の慶次 ―雲のかなたに―
完結連載: 週刊少年ジャンプ
ジャンル: 人間ドラマ/時代劇/青年マンガ/歴史/アクション
評価: 8.7/10
あらすじ
戦国末期を舞台に、天下一の傾奇者として名高い前田慶次の豪快な生き様を描く歴史アクションの大傑作。権力や損得に縛られず、義と美学だけを拠り所にする慶次を軸に、信長・秀吉・家康・直江兼続ら実在の武将たちが息吹く重厚な戦国群像劇が展開される。北斗の拳で知られる原哲夫の超迫力作画が合戦と決闘に炸裂し、台詞の熱量と人情の深さが作品全体に生命力を与える。愛馬・松風との絆も含め、全登場人物に血潮が通う熱さがあり、敵も魅力的に描くため単なる主人公無双にはならない奥深さがある。週刊少年ジャンプに1990年から連載され、時代を超えて読み継がれる歴史漫画の金字塔!
読む前に確認したい相性
向いている人
- どこにも所属せず義と筋だけは絶対に曲げない自由奔放な生き方に、強くあこがれを抱く人
- 強者を強者らしく見せきる演出と、圧倒的な迫力で躍動する合戦描写をとことん堪能したい人
- 実在の武将たちが生き生きと格好よく躍動する、史実とは違うエンタメ志向の戦国群像劇を求める人
向いていない人
- 史実に忠実な戦国ものを期待していて、巨大な愛馬など荒唐無稽な誇張描写に拍子抜けしてしまう人
- 後半に向けて密度が薄くなり駆け足になる展開を物足りなく感じ、最後まで均一な盛り上がりを望む人
- 昭和期の価値観で描かれた武将や女性の人物像に、現代の感覚でどうしても引っかかってしまう人
良い感想・レビュー
- どこにも所属しない傾奇者の生き方が自由奔放でありながら、義と筋を絶対に曲げない格好よさに満ちています。男が憧れる生き方をこれほどド直球に描ける作品は他にはないと思います。
- 北斗の拳で培われた原哲夫の超迫力の作画が戦闘シーンで炸裂します。強者を強者らしく見せる描写の上手さと、合戦の躍動感は他の歴史漫画と次元が違うと感じました。
- 主人公はもちろん、敵も含む全ての登場人物に血潮が通っている熱さが最高です。男も女も誰もが全力で生きていて、ページをめくるたびに気迫が伝わってきます。
- 信長・秀吉・家康・直江兼続など実在の武将たちが生き生きと格好良く描かれている点に感激しました。史実の大河ドラマとは違う、エンタメとして最高の戦国群像劇です。
- 愛馬・松風との絆や人馬の信頼関係が丁寧に描かれているところが好きです。連載当時からのファンも多く、時代を超えて何度読んでも色褪せない名作としての底力を感じます。
悪い感想・レビュー
- 後半の琉球編など一部のエピソードがストーリーの密度が薄くなって駆け足になる展開があり、前半と比べて盛り上がりに欠ける印象を受けました。もう少し丁寧に描いてほしかったです。
- 愛馬の松風が馬とは思えないほど巨大な設定など、荒唐無稽な誇張描写が多めで、リアルな戦国ものを期待して読むとかなり拍子抜けします。エンタメと割り切れるかが楽しめるかの鍵です。
- パチンコなどでキャラを知ってから漫画を読むと、イメージとのギャップに戸惑うことがあります。原作は暴力描写も多くハードな内容なので、ライトなファンには刺激が強すぎる場面もあります。
- 史実と大きくかけ離れた創作要素が多く、歴史的な正確さをまったく無視した展開が気になる人もいると思います。歴史好きとしては、あまりにも都合良すぎる場面に引っかかることがありました。
- 30年以上前の作品なので、武将や女性キャラの描き方に昭和の価値観が反映されており、現代の感覚で読むと引っかかる場面があります。当時の基準で評価すべき作品ではあります。
良い感想・レビュー
悪い感想・レビュー
どこにも所属しない傾奇者の生き方が自由奔放でありながら、義と筋を絶対に曲げない格好よさに満ちています。男が憧れる生き方をこれほどド直球に描ける作品は他にはないと思います。
後半の琉球編など一部のエピソードがストーリーの密度が薄くなって駆け足になる展開があり、前半と比べて盛り上がりに欠ける印象を受けました。もう少し丁寧に描いてほしかったです。
北斗の拳で培われた原哲夫の超迫力の作画が戦闘シーンで炸裂します。強者を強者らしく見せる描写の上手さと、合戦の躍動感は他の歴史漫画と次元が違うと感じました。
愛馬の松風が馬とは思えないほど巨大な設定など、荒唐無稽な誇張描写が多めで、リアルな戦国ものを期待して読むとかなり拍子抜けします。エンタメと割り切れるかが楽しめるかの鍵です。
主人公はもちろん、敵も含む全ての登場人物に血潮が通っている熱さが最高です。男も女も誰もが全力で生きていて、ページをめくるたびに気迫が伝わってきます。
パチンコなどでキャラを知ってから漫画を読むと、イメージとのギャップに戸惑うことがあります。原作は暴力描写も多くハードな内容なので、ライトなファンには刺激が強すぎる場面もあります。
信長・秀吉・家康・直江兼続など実在の武将たちが生き生きと格好良く描かれている点に感激しました。史実の大河ドラマとは違う、エンタメとして最高の戦国群像劇です。
史実と大きくかけ離れた創作要素が多く、歴史的な正確さをまったく無視した展開が気になる人もいると思います。歴史好きとしては、あまりにも都合良すぎる場面に引っかかることがありました。
愛馬・松風との絆や人馬の信頼関係が丁寧に描かれているところが好きです。連載当時からのファンも多く、時代を超えて何度読んでも色褪せない名作としての底力を感じます。
30年以上前の作品なので、武将や女性キャラの描き方に昭和の価値観が反映されており、現代の感覚で読むと引っかかる場面があります。当時の基準で評価すべき作品ではあります。


