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蒼天の拳 の感想と評価(良いところ、悪いところ)

蒼天の拳

蒼天の拳

著者: 原哲夫武論尊

連載: 週刊コミックバンチ

ジャンル: 歴史アクション

評価: 8.4/10

あらすじ

『蒼天の拳』は『北斗の拳』の前日譚にあたる作品で、北斗神拳第62代伝承者・霞拳志郎の物語を描く。舞台は1930年代の上海。裏社会の抗争、義侠心、そして北斗神拳を巡る宿命が交錯する。拳志郎は仲間や愛する人を守るため、上海マフィアや宿敵と壮絶な戦いを繰り広げる。

良い所

  • 北斗神拳の前日譚として世界観が広がり、シリーズファンとして満足できた。
  • 霞拳志郎の義侠心と人間味が強く描かれていて、主人公として魅力的だった。
  • 1930年代上海の雰囲気がリアルに再現され、歴史的背景も楽しめた。
  • バトル描写が迫力満点で、北斗神拳の技が鮮烈に描かれていた。
  • シリアスな展開と人間ドラマが絡み合い、読み応えがあった。

悪い所

  • ストーリーが複雑で、登場人物の関係を把握するのに時間がかかった。
  • 暴力描写が過激で、好みによっては読みにくい部分があった。
  • 展開が重厚すぎて、テンポが遅く感じる巻もあった。
  • キャラクターの心理描写が浅く、感情移入しづらい場面があった。
  • 北斗の拳本編に比べると派手さが抑えられ、期待と違う印象を受けた。

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