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ドンケツ第2章 の感想と評価(良いところ、悪いところ)

ドンケツ第2章

ドンケツ第2章

著者: たーし

連載: ヤングキングBULL/ヤングキング

ジャンル: 青年漫画バイオレンスアウトロー

評価: 8.6/10

あらすじ

最凶のヤクザ・沢田政寿の物語が再び動き出す『ドンケツ第2章』。前作の激闘を経たロケマサは、より深く、より黒い裏社会の抗争へと足を踏み入れていく。九州を舞台に、新旧の極道、裏切りと忠誠、暴力と覚悟が交錯し、単なる喧嘩漫画に留まらない人間ドラマが描かれる。笑えるほど粗暴で、同時に恐ろしいロケマサの生き様は、第2章でさらに凄みを増していく。

良い所

  • 第1章よりも人間関係が濃くなり、ロケマサの狂気と義理堅さの両方が強烈に伝わってきた。
  • 相変わらず暴力描写は容赦ないが、間の取り方やセリフ回しが抜群で一気に読めた。
  • アウトロー漫画なのにキャラ同士の掛け合いが妙に笑えて、独特の中毒性がある。
  • 敵キャラにも背景が描かれ、単なる悪役で終わらない点が読み応えにつながっている。
  • 絵は荒いが迫力が凄まじく、この作品にはこの画風しかあり得ないと感じた。

悪い所

  • 暴力表現がさらに過激で、人を選ぶ内容になっていると感じた。
  • 展開がワンパターンに見える場面があり、新鮮味に欠ける回もあった。
  • 登場人物が多く、途中から関係性を把握するのが少し大変だった。
  • ギャグと残虐描写の落差が激しく、感情が追いつかないことがある。
  • 物語の進行が遅く感じる巻があり、まとめ読み向きだと思った。

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