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ドンケツ の感想と評価(良いところ、悪いところ)

ドンケツ

ドンケツ

著者: たーし

連載: ヤングキングBULL/ヤングキング

ジャンル: 青年漫画ヤクザバイオレンスアクション

評価: 8.9/10

あらすじ

『ドンケツ』は北九州を舞台に、最凶の武闘派ヤクザ・沢田政寿、通称ロケマサの生き様を描くバイオレンス漫画である。頭より先に拳が出る圧倒的な暴力性と、義理人情に厚い一本気な性格を併せ持つロケマサが、裏社会の抗争や因縁に真正面から突っ込んでいく姿を描写。過剰なまでの暴力表現と、男臭い友情、覚悟の決まった生き方が強烈な読後感を残す作品。

良い所

  • ロケマサの一切ブレない生き様がとにかく痺れる。暴力描写も覚悟が決まっていて清々しい。
  • ヤクザ漫画だが、義理や筋を通す男たちの姿に強い人間ドラマを感じた。
  • テンポが良く、一話ごとの引きが強いので止まらずに一気読みしてしまった。
  • 過激なのに不思議と嫌悪感がなく、キャラクターの魅力で最後まで読ませる力がある。
  • 台詞回しが独特で記憶に残る。ロケマサの言動すべてが名シーン級だった。

悪い所

  • 暴力表現が非常に激しく、苦手な人にはかなり厳しい内容だと感じた。
  • ストーリーよりも喧嘩重視なので、緻密なプロットを求めると物足りない。
  • 登場人物が多く、途中から関係性を把握するのが少し大変だった。
  • 女性キャラクターの扱いが荒く、好みが分かれる部分があると思った。
  • 絵柄にクセがあり、最初は読みづらく感じて慣れるまで時間がかかった。

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