レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
ドンケツ の感想と評価(良いところ、悪いところ)
ドンケツ
完結著者: たーし
連載: 月刊ヤングキング
評価: 8.8/10
あらすじ
「石を投げればヤクザに当たる街」と呼ばれる北九州・小倉。九州最大の任侠組織の枝組に籍を置く沢田政寿、通称ロケマサは、四十を過ぎてもヒラのままの喧嘩最強男。二十年前に敵対する組の事務所へロケットランチャーを撃ち込んだ伝説だけが、この男の看板だった。堅気だろうと極道だろうと見境なく恐喝し、親分の言うことすら聞かない。それでも桁外れの腕っぷしと、ふとした瞬間にのぞく筋の通し方に惹かれ、男たちが集まってくる。憧れて子分になった青年との出会いから、話は九州の覇権を賭けた抗争へ、やがて組の内側でくすぶる裏切りへと転がっていく。勝ったやつが偉い、負ければカス。むき出しの理屈だけで殴り合う男たちの、ときどきほろりとさせる人情噺!
読む前に確認したい相性
向いている人
- 小賢しい理屈をこねる相手を拳ひとつで黙らせていく、力がものを言う世界に痛快さを求める人
- 身勝手で嫌われ者、それなのに読むほど憎めなくなっていく主人公をじっくり好きになりたい人
- 血なまぐさい抗争の合間にふっと差し込む、義理と人情のほろ苦さに思わず胸が熱くなる人
向いていない人
- 指や鼻がちぎれるような生々しい流血描写が延々と続くと、読んでいてしんどくなってしまう人
- 主人公が絶対に負けないとわかっている戦いより、先が読めない勝負の緊張感を味わいたい人
- 昭和の匂いを色濃く残した古めかしい絵柄と大げさな作風が、どうしても受けつけられない人
良い感想・レビュー
- ヤクザものは苦手だと決めつけて避けていたのに、読み始めたら面白さにすっかりはまってしまいました。最初はただの乱暴者にしか見えなかった主人公が、読むほどに格好よく見えてくるから不思議です。
- カタギを恐喝して回る最低な男なのに、どうしても嫌いになれない。強さとたまに見せる人情味のさじ加減が絶妙で、気づけばこの主人公を許してしまっている自分がいた。
- 主人公はただの喧嘩番長です。でもその周りには大人の極道たちの世界がちゃんとあるんですよね。人はどんどん死にますし、思い通りにいきません。それでも皆どこかで彼を頼りにしています。
- 小賢しい理屈をこねる相手を、拳ひとつで黙らせていく。この力で全部ひっくり返す痛快さがたまらない。作り話だからこそ気持ちよく振り切れるのだと思う。
- 仕事がしんどい時期に読んで、素直に勇気をもらいました。この男みたいに強くなろうと決めてから、なぜか力が湧いてきます。荒っぽさの裏にある人情にもほろりとさせられました。
悪い感想・レビュー
- 指の間を引きちぎる、鼻を噛みちぎる。モザイクがかかってもなおえぐすぎる暴力描写に面食らった。少年漫画のようなバトルを想像していたので、正直かなり驚いた。
- 途中から展開がもたついて、だらだらと感じる時期がある。せっかく強そうな新顔が出てきても出番がないまま大勢に埋もれるのはもったいない。登場させない方がよかったのでは。
- 主人公が作中最強だと早い段階でわかってしまうので、勝敗のひやひやが残らない。絶対に勝つとわかっている喧嘩を眺めることになり、そこは少し物足りない。
- 絵も作りもどこか古臭い昭和の匂いがして、今どきの漫画に慣れた目にはとっつきにくい。これを読んで極道に憧れる若者が出ないかと、余計な心配までしてしまった。
- 主人公はとにかく理不尽で、絡まれる側からすればたまったものではない。極道という題材そのものに抵抗があるなら、この正統派の抗争劇はしんどいだろう。
良い感想・レビュー
- ヤクザものは苦手だと決めつけて避けていたのに、読み始めたら面白さにすっかりはまってしまいました。最初はただの乱暴者にしか見えなかった主人公が、読むほどに格好よく見えてくるから不思議です。
- カタギを恐喝して回る最低な男なのに、どうしても嫌いになれない。強さとたまに見せる人情味のさじ加減が絶妙で、気づけばこの主人公を許してしまっている自分がいた。
- 主人公はただの喧嘩番長です。でもその周りには大人の極道たちの世界がちゃんとあるんですよね。人はどんどん死にますし、思い通りにいきません。それでも皆どこかで彼を頼りにしています。
- 小賢しい理屈をこねる相手を、拳ひとつで黙らせていく。この力で全部ひっくり返す痛快さがたまらない。作り話だからこそ気持ちよく振り切れるのだと思う。
- 仕事がしんどい時期に読んで、素直に勇気をもらいました。この男みたいに強くなろうと決めてから、なぜか力が湧いてきます。荒っぽさの裏にある人情にもほろりとさせられました。
悪い感想・レビュー
- 指の間を引きちぎる、鼻を噛みちぎる。モザイクがかかってもなおえぐすぎる暴力描写に面食らった。少年漫画のようなバトルを想像していたので、正直かなり驚いた。
- 途中から展開がもたついて、だらだらと感じる時期がある。せっかく強そうな新顔が出てきても出番がないまま大勢に埋もれるのはもったいない。登場させない方がよかったのでは。
- 主人公が作中最強だと早い段階でわかってしまうので、勝敗のひやひやが残らない。絶対に勝つとわかっている喧嘩を眺めることになり、そこは少し物足りない。
- 絵も作りもどこか古臭い昭和の匂いがして、今どきの漫画に慣れた目にはとっつきにくい。これを読んで極道に憧れる若者が出ないかと、余計な心配までしてしまった。
- 主人公はとにかく理不尽で、絡まれる側からすればたまったものではない。極道という題材そのものに抵抗があるなら、この正統派の抗争劇はしんどいだろう。









