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ガンニバル の感想と評価(良いところ、悪いところ)
ガンニバル
著者: 二宮正明
連載: 週刊漫画ゴラク
評価: 8.4/10
あらすじ
山間の村・供花村に赴任した駐在警察官・阿川大悟は、村人たちが人を喰っているのではないかという恐ろしい疑惑に直面する。後藤家を中心に広がる狂気と秘密に巻き込まれ、大悟は家族を守りながら真相を暴こうとするが、村全体が異様な沈黙と恐怖に包まれていた。人間の本性と倫理観を揺さぶる衝撃のサスペンス漫画。
良い所
- 閉ざされた村の不気味な雰囲気がリアルで、読んでいて背筋が凍った。
- 主人公が家族を守ろうと必死に戦う姿に強く感情移入できた。
- 後藤家の存在感が圧倒的で、物語に緊張感を与えていた。
- グロテスクな描写が多いが、ストーリーに必然性があり最後まで引き込まれた。
- 人間の狂気や倫理観を問うテーマ性が深く、ただのホラーを超えた面白さがあった。
悪い所
- 残酷描写が過激すぎて、読むのが辛くなる場面が多かった。
- 村人の動機や背景が曖昧で、納得しづらい部分があった。
- 同じような恐怖演出が繰り返され、展開にマンネリを感じた。
- 主人公の行動が無謀に見える場面があり、リアリティが薄れた。
- 最終回の結末が唐突で、伏線の回収が不十分に感じた。
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