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ボールパークでつかまえて! の感想と評価(良いところ、悪いところ)
ボールパークでつかまえて!
著者: 須賀達郎
連載: モーニング
評価: 8.4/10
あらすじ
プロ野球チーム「千葉モーターサンズ」の本拠地球場を舞台に、ビール売り子のルリコや観客、スタッフ、選手たちの日常を描く群像劇。ギャル風だが純情なルリコと常連客の村田を中心に、球場で働く人々やファンの笑いと涙が交錯する。球場という小さな社会を舞台にした人間ドラマが展開される作品。
良い所
- 球場を舞台にした群像劇が新鮮で、野球ファンでなくても楽しめた。
- ルリコのギャル風と純情なギャップが可愛くて魅力的だった。
- 球場スタッフや観客など脇役にも焦点が当たり、世界観に厚みがあった。
- 野球そのものより人間ドラマに重点が置かれていて、感情移入しやすかった。
- 笑いと涙のバランスが良く、読後に温かい気持ちになれた。
悪い所
- 野球の試合描写は少なく、スポーツ漫画として期待すると物足りなかった。
- 群像劇のため主人公の存在感が薄く感じる巻もあった。
- ギャグが繰り返し気味で、展開にマンネリを感じる部分があった。
- キャラクターが多く、関係性を把握するのに時間がかかった。
- ストーリーの大きな進展が少なく、長期的な盛り上がりに欠ける印象を受けた。
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