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レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:

ボールパークでつかまえて! の感想と評価(良いところ、悪いところ)

ボールパークでつかまえて!

ボールパークでつかまえて!

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著者: 須賀達郎

連載: モーニング

ジャンル: スポーツコメディ

評価: 8.5/10

あらすじ

プロ野球チームの本拠地・ボールパークで、ビール売りのバイトをしているルリ。彼女は愛嬌たっぷりの笑顔で客を魅了するが、実は極度のコミュ障だった!?客との交流、ビール売りの過酷な裏側、そして野球を通じた人間ドラマ。野球をあまり知らなくても楽しめる、球場の熱気と人情に溢れた物語。須賀達郎が描く、ボールパークで働く人々と訪れる人々が織りなす、爽やかで温かい日常劇!

良い所

  • ボールパークという特殊な場所の裏側が覗けて、非常に興味深く面白かったです。ルリちゃんの接客モードと素のコミュ障モードのギャップが愛らしく、一気にファンになって全巻買い揃えました。
  • 野球がテーマですが、試合内容よりも球場に集まる人々の人間ドラマに焦点を当てていて、野球を知らない私でも心から楽しめました。読後感がいつも爽やかで、心が浄化される素晴らしい名作です。
  • ビール売りの過酷さと、その中にあるやりがいがリアルに伝わってきます。仕事に対する情熱や、客との一期一会の出会いが丁寧に描かれていて、自分も明日から仕事を頑張ろうという活力を貰える作品です。
  • 須賀先生の描くキャラクターがみんな表情豊かで温かいです。球場の喧騒や歓声が聞こえてくるような臨場感のある描写が見事で、まるで自分も観客席でビールを飲んでいるような気分に浸れます。
  • ちょっとしたお悩み解決要素もあり、人情味あふれるストーリーに何度も涙しました。プロ野球という興行を支える多くの人々の姿を知ることができ、野球観戦がより楽しくなること間違いなしの傑作です。

悪い所

  • 野球の熱い試合展開を期待して読むと、日常ドラマが中心なので肩透かしを食らうかもしれません。あくまで球場を舞台にしたヒューマンドラマであり、スポーツ漫画としての興奮は控えめな印象です。
  • ルリちゃんのコミュ障設定が、時々物語の進行を妨げているように感じてしまい、もどかしく思うことがありました。もう少し彼女が自発的に行動して成長していく姿を、早い段階で見たかったです。
  • 登場人物たちのエピソードがどれも似通った「いい話」に収まってしまい、物語としての毒や意外性に欠ける部分がありました。綺麗にまとまりすぎていて、もう少し心に刺さる強烈な刺激が欲しかったです。
  • ビール売りのシステムや球場の裏事情など、解説的な説明セリフが多い時期があり、漫画としてのテンポが少し削がれているように感じました。もっと絵で語ってほしいと思う場面がいくつかありました。
  • サブキャラクターたちのドラマも面白いのですが、主人公の影が薄くなってしまうエピソードがあり、ルリちゃんの活躍をもっと見たい身としては少し不満でした。バランスの取り方が少し難しい作品です。

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