レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
アルスラーン戦記 の感想と評価(良いところ、悪いところ)
アルスラーン戦記
完結連載: 別冊少年マガジン
評価: 9.1/10
あらすじ
大陸公路の中心に栄えた大国パルス。若き王子アルスラーンは初陣の会戦で、味方の裏切りによって父王を奪われ、王都まで失ってしまう。戦場から辛くも逃げ延びた少年は、戦士ダリューンや隠遁していた天才軍師ナルサスら頼もしい仲間を得て、王都奪還へ立ち上がる。正統な王位を叫ぶ仮面の男との相克、異国への遠征、奴隷制度への戸惑いを越えるうち、彼は人を惹きつける真の王へと変わっていく。田中芳樹の原作を荒川弘が描き、逆境でのし上がる少年と、血の勢いまで伝わる合戦を一コマずつ丁寧に積み上げた。敵も味方もキャラが立ち、人と人の信頼が胸を打つ王道ファンタジー!
読む前に確認したい相性
向いている人
- 味方の裏切りから逆境を這い上がる主人公の、地に足のついた成長物語をじっくり味わいたい人
- 一コマずつ描き込まれた迫力ある合戦描写を、絵の力で心ゆくまでたっぷり堪能したい人
- 大勢の個性的なキャラが入り乱れる骨太な王道ファンタジーの世界にどっぷり浸りたい人
向いていない人
- 主人公が一人で戦況を覆すような都合に馴染めず、現実味の強い硬派な戦記だけを読みたい人
- 耽美で重厚な世界観を求めていて、親しみやすい少年漫画寄りの絵柄にはどうもなじめない人
- 登場人物や背景設定が多い物語がどうも苦手で、テンポよく本筋が進む展開を何より好む人
良い感想・レビュー
- 娯楽戦記としてぐいぐい楽しめた。逆境から少しずつのし上がる主人公が気持ちいいし、優しいだけでなく王子として部下に非情な命令も下す。その地に足のついた成長に引き込まれた。
- 剣の非情な鋭さや吹き出す血の勢いまで画で伝わってくる。見開きで迫る蛇王の存在感は圧巻で、合戦の凄みを絵で応える荒川弘の筆力にただ唸らされました。
- 登場人物が多いのに全員しっかりキャラが立っていて個性的。旅の仲間は強くて格好いいし、王太子の目覚ましい成長も見応えがある。一コマずつの書き込みと合戦の臨場感が半端じゃない。
- 原作に忠実なのに新鮮な感覚で読めるのが不思議だった。荒川先生が本気で楽しんで描いている熱が紙面から伝わってきて、原作既読の私でもわくわくしっぱなしだった。
- 設定が細かくて入りづらいかと構えたけど、数話で惹き込まれた。逃げ回るうちに国の奴隷制度の歪みを自然と知っていく描き方がうまくて、初めての人にも勧めたい。
悪い感想・レビュー
- 序盤のアルスラーンはお坊っちゃんすぎて、この主人公で大丈夫かと不安になった。おまけに一人で戦況をひっくり返す味方が何人もいて、ガチの戦記を求めると物足りなさが残る。
- 戦記の流れをぶち壊すような衝撃を繰り返すボスラッシュで、ひたすら戦いが続く。読み応えはあるものの、さすがに胃もたれしてきて途中で少し疲れてしまった。
- 原作の耽美なイメージが強い私には、荒川先生の丸顔で親しみやすいキャラデザインのポップさにどうしても違和感が残る。重厚な大河を期待すると肩透かしかもしれない。
- 歴史的な背景も登場人物の相関も情報が多すぎて、一度読んだだけでは頭に入りきらなかった。宗教対立や奴隷制度とテーマの重さも相まって、気軽に読める作品ではないと思う。
- 物語が壮大なうえ刊行ペースもゆっくりで、王都奪還までの道のりがとにかく長い。あちこちで別勢力の話が挟まるので、本筋の進みの遅さにもどかしくなる人もいそう。
良い感想・レビュー
- 娯楽戦記としてぐいぐい楽しめた。逆境から少しずつのし上がる主人公が気持ちいいし、優しいだけでなく王子として部下に非情な命令も下す。その地に足のついた成長に引き込まれた。
- 剣の非情な鋭さや吹き出す血の勢いまで画で伝わってくる。見開きで迫る蛇王の存在感は圧巻で、合戦の凄みを絵で応える荒川弘の筆力にただ唸らされました。
- 登場人物が多いのに全員しっかりキャラが立っていて個性的。旅の仲間は強くて格好いいし、王太子の目覚ましい成長も見応えがある。一コマずつの書き込みと合戦の臨場感が半端じゃない。
- 原作に忠実なのに新鮮な感覚で読めるのが不思議だった。荒川先生が本気で楽しんで描いている熱が紙面から伝わってきて、原作既読の私でもわくわくしっぱなしだった。
- 設定が細かくて入りづらいかと構えたけど、数話で惹き込まれた。逃げ回るうちに国の奴隷制度の歪みを自然と知っていく描き方がうまくて、初めての人にも勧めたい。
悪い感想・レビュー
- 序盤のアルスラーンはお坊っちゃんすぎて、この主人公で大丈夫かと不安になった。おまけに一人で戦況をひっくり返す味方が何人もいて、ガチの戦記を求めると物足りなさが残る。
- 戦記の流れをぶち壊すような衝撃を繰り返すボスラッシュで、ひたすら戦いが続く。読み応えはあるものの、さすがに胃もたれしてきて途中で少し疲れてしまった。
- 原作の耽美なイメージが強い私には、荒川先生の丸顔で親しみやすいキャラデザインのポップさにどうしても違和感が残る。重厚な大河を期待すると肩透かしかもしれない。
- 歴史的な背景も登場人物の相関も情報が多すぎて、一度読んだだけでは頭に入りきらなかった。宗教対立や奴隷制度とテーマの重さも相まって、気軽に読める作品ではないと思う。
- 物語が壮大なうえ刊行ペースもゆっくりで、王都奪還までの道のりがとにかく長い。あちこちで別勢力の話が挟まるので、本筋の進みの遅さにもどかしくなる人もいそう。










