レビュー著者: 漫画よしあし
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帰ってください! 阿久津さん の感想と評価(良いところ、悪いところ)
良い所
- 狭い部屋の中だけで完結する二人の空気感が最高にニヤニヤできます。阿久津さんの無防備な格好や、時折見せる素直な反応に翻弄される大山の姿が面白くて、一気に最新巻まで読み進めてしまいました。
- 不良っぽい見た目なのに、実は大山のことが気になっている阿久津さんの挙動が可愛すぎます。言葉では突き放しながらも、結局は大山の部屋に居続けてしまう彼女の健気(?)な姿に、いつも癒やされています。
- 基本的には一話完結のような形式で、テンポよく二人のドタバタ劇が楽しめます。大きな事件は起きないけれど、二人の距離が1ミリずつ縮まっていく様子が丁寧に描かれていて、そのもどかしさが堪らなく好きです。
- 長岡先生の描く阿久津さんの表情が非常に豊かで、「可愛い」が詰まった作画に圧倒されます。大山のリアクションも視聴者の代弁のようで共感しやすく、二人のやり取りをずっと見守っていたくなる魅力があります。
- 余計なサブキャラクターがあまり出てこない分、二人の関係性に集中して読めるのが素晴らしいです。部屋というプライベートな空間だからこそ見せる、阿久津さんの隙だらけな姿に、毎回心拍数が上がります。
悪い所
- 設定がかなり限定されているため、物語の展開がワンパターンに感じてしまうことがありました。毎回部屋で同じようなやり取りを繰り返しているので、もう少し外に出るようなエピソードや変化が欲しかったです。
- 大山の部屋に勝手に入り浸るという設定が、現実的に考えると不法侵入レベルなので、人によっては不快感を感じるかもしれません。ギャグ漫画としての許容範囲内ではありますが、私は少し気になってしまいました。
- 二人の関係性がなかなか進展せず、「いい加減付き合っちゃえよ」とツッコミたくなる焦れったさがあります。焦らしが長すぎるので、もう少し明確な告白や進展を早い段階で見せてほしかったな、というのが本音です。
- お色気描写に頼りすぎている場面があり、ストーリーとしての深みが感じられないことがありました。阿久津さんの魅力は分かりますが、もっと彼女の内面や二人の心の交流をじっくり描いてほしかったです。
- 基本的にはずっと同じ部屋の背景なので、視覚的な新鮮味が欠けてしまう時期がありました。作画は綺麗ですが、もっと画面に変化を持たせるような工夫があれば、最後までもっと飽きずに読めた気がします。




