レビュー著者: 漫画よしあし
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SPY×FAMILY の感想と評価(良いところ、悪いところ)

SPY×FAMILY

SPY×FAMILY

著者: 遠藤達哉

連載: 少年ジャンプ+

ジャンル: スパイコメディアクション家族ドラマ

評価: 9.2/10

あらすじ

スパイ、暗殺者、超能力者という三者三様の秘密を持つ者たちが偽の家族を演じる、異色のスパイコメディ。エリート諜報員「黄昏」ことロイドは、任務のために偽家族を急造するが、娘として迎えたアーニャは他人の心を読む超能力者、妻となったヨルは裏稼業を持つ凄腕の暗殺者だった。三人はそれぞれの秘密を必死に隠しながら、名門校への入学という共通目標に向けて奮闘する。打算から始まった関係が共に過ごす時間の中で本物の絆へと育まれていく様が胸を打つ。ギャグ、アクション、家族の情が高いレベルで融合し、読み始めたら止まらない現代少年漫画の傑作。

良い所

  • スパイ父と暗殺者母と超能力娘という設定がぶっ飛んでいるのに、読むと全く違和感がなくてすごい。家族の温かさがじんわり伝わってきて思わず笑顔になれる大好きな作品だ。
  • ギャグシーンもアクションシーンも本当に高いレベルでまとまっていて、一気読みしてしまった。アーニャがかわいすぎて、彼女を見るためだけでも読む価値があると感じた。
  • 落ち込んでいた時にこの漫画を読んで思わず声に出して笑ってしまった。表情や掛け合いが豊かで生き生きしていて、読んだ後に温かい気持ちになれる最高の作品だと思う。
  • スパイコメディ映画を彷彿とさせるカッコよさと笑いのバランスがたまらない。仮の家族が少しずつ本物の絆を育んでいく過程を見るのがとても楽しみで、読み始めたら止まらなかった。
  • テンポがよくてコマの密度が絶妙で、読んでいて全くストレスがない。ギャグもシリアスも両立していて、登場人物全員に過去があって魅力的なのが本当にすごいと思う。

悪い所

  • アーニャが主役みたいになってきて、スパイ要素よりもアーニャのかわいさ推しになっている感じが続くと少し飽きてきた。最初の緊張感が薄れてきたのが少し残念だと感じた。
  • 本筋のスパイ任務が全然進まずにギャグエピソードばかりになるとテンポが落ちる。一話完結型のエピソードが続くと、大きなストーリーの進展を待っているのが辛くなってくる。
  • 最初はすごく面白かったが、続巻が重なるとワンパターンになっている気がしてきた。作品の世界観は好きなので、もっとシリアスな展開が増えてほしいと感じている自分がいる。
  • 絵が綺麗で話も面白いのだが、アニメ化してからどうも漫画を読む気が薄れてしまった。アニメで先が見えてしまうと漫画ならではの驚きが半減してしまうのは仕方ないかもしれない。
  • ヨルさんのキャラクターがもっと掘り下げられると嬉しいのだが、どうしてもアーニャ中心のエピソードが多くなりがちで、他のキャラの深みが出にくい構成が少し惜しい気がした。

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