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レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:

ひだまりスケッチ の感想と評価(良いところ、悪いところ)

ひだまりスケッチ

ひだまりスケッチ

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著者: 蒼樹うめ

連載: まんがタイムきららCarat

ジャンル: 日常4コマ漫画コメディ学園美術

評価: 8.8/10

あらすじ

憧れのやまぶき高校美術科に合格したゆのは、実家を離れ、校門の前に建つ古びたアパートに入居する。天真爛漫な同級生の宮子、料理上手で面倒見のいい先輩、若くしてプロ小説家として活動する先輩、そしてコスプレ好きの型破りな先生。個性ゆたかな面々に囲まれ、初めての共同生活と専門の授業に戸惑いながらも、笑いの絶えない毎日を重ねていく。やがて新しい後輩が加わって、ゆのは先輩としての責任を知り、大好きな人たちとの別れも経験する。大きな事件は起きないのに、友達と囲む食卓や他愛ないおしゃべりがどこまでも愛おしい。進路に悩み、自分だけの答えを探しはじめたゆのを、そっと包みこむ温かなひだまり時間!

読む前に確認したい相性

向いている人

  • 大きな事件のない、ゆるやかな日常のあたたかさにひたって、日々の疲れをそっとほどきたい人
  • 気の合う仲間と身を寄せ合う、にぎやかな共同生活にあたたかな憧れを抱いたことがある人
  • 自分と誰かの才能の差にもがきながら前へ進む、不器用な成長の物語をそばで見守りたい人

向いていない人

  • はっきりした起承転結や、大きなドラマとスリルのある展開を物語につい求めてしまう人
  • デッサンや制作の技術的な葛藤を掘り下げる、本格的な美術漫画をじっくり読みたいと思う人
  • 連載の休みが多く、続きが読めるまでの待ち時間の長さがどうにも気になってしまいそうな人

良い感想・レビュー

  • 大きな事件は起きないのに、友達と食べるご飯や他愛ないおしゃべりがどこまでも愛おしくて、読んでいるだけで日々の疲れがすーっと溶けていきます。実家に帰ってきたような安心感に包まれました。
  • 設定はありがちなのに、この作品だけが持つゆっくり流れる時間がたまらなく心地いい。爆笑ではなく、ぷっと笑えて和む。キャラもみんな可愛くて、何度読み返しても飽きが来ない。
  • 最初は4人のままがいいと思っていたけれど、新しい住人が入ってきて、ゆのや宮子が先輩として少し背伸びする姿を見せてくれるようになった。この新しい顔ぶれも、今ではすっかり気に入っている。
  • 自分の絵の才能に悩んでも、いつまでも立ち止まらず、自分の力で答えを出そうとするゆの。ゆっくりでも確かに変わっていく不器用な成長譚に、そっと背中を押してもらえました。
  • 平々凡々な一日のはずなのに、優しい色彩と丸っこいタッチで描かれると、その全部が大切な思い出みたいに輝いて見えます。忙しい毎日のささくれが、読むたびにほどけていきます。

悪い感想・レビュー

  • 4コマだから仕方ないとはいえ、話の進み方がとにかくゆるやか。しっかりしたドラマや美術の専門的な話を期待すると、パンチ不足の物足りなさを感じてしまう。クスッと以上の笑いも少ない。
  • 横に平べったい独特の輪郭は、どうしても好みが分かれる絵柄だと思う。初期は線やトーンの使い方がまだ荒っぽくて、作画の安定しない時期は、気になる人もきっといるはずだ。
  • 最初の4人だけのほのぼのした距離感がすごく好きだったので、住人が増えてからは、あの密で家族みたいな空気感が薄れた気がして寂しいです。新メンバーの個性が強くて、主役の影が薄くも見えました。
  • 他の仕事が忙しいのは分かるけれど、休載と刊行ペースの遅さがどうにももどかしい。新刊が出るまで何年も待たされると、完結まで何年かかるのかとファンとしては心配になってしまう。
  • 美術科が舞台なのに、デッサンや油絵の技術的な葛藤はあまり掘り下げられません。ライバルとの切磋琢磨を見たかったので、普通の日常系4コマの延長で終わる部分が少し惜しかったです。

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