最終更新日:

イサック の感想と評価(良いところ、悪いところ)

イサック

イサック

著者: 真刈信二/DOUBLE-S

連載: 月刊アフタヌーン

歴史アクション

評価: 9/10

あらすじ

1620年、三十年戦争の真っただ中にある神聖ローマ帝国。小さな城塞都市フックスブルクに現れたのは、日本から遠く離れた地にやってきた傭兵イサック。彼の目的は、戦乱の中に潜む“仇敵”を討つことだった。鉄砲鍛冶としての技と戦場での冷徹な判断力を武器に、仲間や市民を守りながら、熾烈な戦いと陰謀の渦に身を投じていく。

良い所

  • 三十年戦争という珍しい時代背景が丁寧に描かれ、歴史好きにはたまらない。
  • 鉄砲や戦術の描写がリアルで、戦闘シーンに迫力がある。
  • イサックの冷静さと人間味のバランスが魅力的で引き込まれる。
  • 背景美術や衣装の描き込みが細かく、臨場感が高い。
  • 政治的駆け引きと人間ドラマが絡み合い、物語に厚みがある。

悪い所

  • 刊行ペースが遅く、続きがなかなか読めないのがもどかしい。
  • 専門用語や歴史背景の説明が多く、慣れるまで時間がかかる。
  • 戦闘シーンが長く続く巻は、物語の進行が遅く感じる。
  • 登場人物が多く、関係性を把握するのに苦労する。
  • シリアスな展開が続き、軽い息抜きが少ない。

同じジャンルの漫画