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夜桜四重奏~ヨザクラカルテット~ の感想と評価(良いところ、悪いところ)
夜桜四重奏~ヨザクラカルテット~
著者: ヤスダスズヒト
連載: 月刊少年シリウス
評価: 9/10
あらすじ
人間と妖怪が共存する町・桜新町。そこでは、町の平和を守るために活動する“比泉生活相談事務所”のメンバーたちが、日々起こる事件や異変に立ち向かっていた。四人の中心メンバーは、言霊使いの言葉、怪力の桜、召喚能力を持つ恭助、そしてハーフ妖怪のアオ。仲間たちとの絆や町の人々との交流を描きながら、時に激しい戦闘、時に心温まる日常が繰り広げられる群像劇。
良い所
- キャラクター同士の掛け合いが軽快で、読んでいて自然と笑顔になる。
- バトルシーンの迫力と構図が秀逸で、アクション漫画としての完成度が高い。
- 日常パートとシリアスなストーリーのバランスが絶妙で飽きさせない。
- 背景や小物の描き込みが細かく、町の雰囲気がしっかり伝わってくる。
- キャラクターの成長や関係性の変化が丁寧に描かれていて感情移入しやすい。
悪い所
- 登場人物が多く、初見では名前や能力を覚えるのに時間がかかる。
- シリアスな展開とギャグの切り替えが急で、雰囲気に違和感を覚えることがある。
- 長期連載ゆえに中盤でテンポが落ちる巻がある。
- 専門用語や設定が多く、世界観に慣れるまで少し時間が必要。
- バトル描写が派手な反面、ストーリーの進行が遅く感じることがある。




