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JUMBO MAX~ハイパーED薬密造人~ の感想と評価(良いところ、悪いところ)
JUMBO MAX~ハイパーED薬密造人~
著者: 高橋ツトム
連載: ビッグコミックスペリオール
評価: 9/10
あらすじ
元製薬会社の研究員である主人公・篠崎は、ある事件をきっかけに社会から転落し、裏社会で違法なED薬の密造に手を染めることになる。薬の効果は絶大で、瞬く間に闇市場で評判となるが、その成功は同時に危険な組織や警察の目を引き寄せる。金、欲望、裏切りが渦巻く中、篠崎は生き延びるために知恵と技術を駆使し、危険な駆け引きに挑む。
良い所
- 製薬や薬理の知識が物語にリアリティを与えており、専門的な描写が興味深い。
- 主人公が追い詰められながらも知恵で切り抜ける展開がスリリングで引き込まれる。
- 裏社会の人間関係や取引の描写が生々しく、緊張感が途切れない。
- 作画が緻密で、人物の表情や場面の空気感がしっかり伝わってくる。
- 一話ごとの引きが強く、次の展開を早く読みたくなる構成力がある。
悪い所
- 性描写や暴力描写が多く、人によっては不快に感じる場面がある。
- 主人公に感情移入しづらく、冷徹さが前面に出すぎていると感じることがある。
- 専門用語や業界知識が多く、読み慣れるまで時間がかかる。
- 展開が重く暗いため、気軽に読み進められない。
- 脇役の掘り下げが浅く、背景が見えないまま退場するキャラクターもいる。





