レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
スマイリー の感想と評価(良いところ、悪いところ)
スマイリー
著者: 服部未定
連載: 週刊漫画ゴラク
評価: 8.1/10
あらすじ
交通事故で幼い娘を失い、妻にも去られたフリーライターの鴨目友司。抜け殻のような日々を送る彼のもとに、ある日一枚のチラシが届く。新興宗教「心笑会」の勧誘パンフレット。そこには音信不通だったはずの妻の顔が印刷されていた。妻を取り戻すため、鴨目は偽名を使って教団への潜入を決める。だが待っていたのは、信者全員が判を押したように同じ作り笑いを貼り付けた異様な空間だった。笑うことを義務づけられた世界で、誰が敵で誰が味方なのかもわからない。教団が隠す闇に一歩ずつ近づくたび、周りの人間が次々と姿を消していく。背筋が冷えていく潜入サスペンス!
読む前に確認したい相性
向いている人
- 普段は安心の合図であるはずの笑顔が、そろって貼り付いた瞬間の不気味さにゾッとしたい人
- 教団の異常さだけでなく、すがってしまう側の弱さまで丁寧に描いた、重くて苦い話を読みたい人
- 実際に起きた宗教事件の記憶がある人や、信仰と家族の問題を考えさせられる話を求める人
向いていない人
- 生きた人間を痛めつける場面が何度も出てくるので、むごたらしい絵づらを見るのがつらい人
- 読み終えたあとに気持ちが晴れる物語が好きで、後味のいい締めくくりを何より大事にしたい人
- 登場する人たちの誰もがどこか歪んでいるため、心から応援できる主役と一緒に走りたい人
良い感想・レビュー
- 宗教系の怖さと洗脳、そしてグロ。軽い気持ちで読み始めたのに、気づけば全巻買っていた。人の弱みに漬け込む教団のやり口が巧妙で、抵抗する側がもがく姿にぐいぐい引き込まれる。
- 誰もが同じ笑顔を貼り付けている、あの判で押したような口角がとにかくきつい。ヤバい新興宗教のイメージそのままな異質さが詰まっていて、読みながら背筋が冷たくなった。
- カルトものを50作以上読んできたけれど、これはトップクラスだと思う。教祖も含めた全員の弱さを丁寧に描いているから、怖さの奥に切なさが残る。完結した今でも語りたい。
- 偽名で潜り込んだのに、全部お見通しな感じが不気味でたまらない。この団体がどこまで食い込んでいるのかという不安がずっと消えず、主人公の無事をただ祈るばかり。
- 笑顔とはそもそも不気味なもので、幸せと他人の不幸は切り離せない。そんな身も蓋もない理屈を正面から描き切っている。拙い部分はあるけれど最後まで過不足なくまとまっていた。
悪い感想・レビュー
- どんどん明らかになるきしょい事実に、読んでいてしんどくなってくる。胸糞としか言いようがない展開が続くし、登場人物を判別できないまま進んだせいで乗り切れなかった部分もある。
- 潜入の流れがやや強引に見えた。洗脳や心理描写はリアルなのに、キャラ同士の関係の狭さが気になってしまう。伏線は多く絡み合うのに、世界が閉じている感じがした。
- 全体的に気持ち悪いし、グロさもかなりある。日曜の朝に読むものではなかった。それでも気持ち悪いのに見てしまう現象が起きるのが厄介で、苦手な人には正直すすめにくい。
- 市民や周りの人物への配慮がまるでなく、えげつない描写が続く。中盤はペースが落ちるように感じたし、顔の皮を剥ぐたぐいの描写が苦手な人にはかなりきついと思う。
- 救いがなさすぎる終わり方だと感じた。主人公からして特ダネのためなら汚い手を使うゲスい記者で、純粋な正義の味方が一人もいない。すっきりした読後感を求めるなら合わない。
良い感想・レビュー
- 宗教系の怖さと洗脳、そしてグロ。軽い気持ちで読み始めたのに、気づけば全巻買っていた。人の弱みに漬け込む教団のやり口が巧妙で、抵抗する側がもがく姿にぐいぐい引き込まれる。
- 誰もが同じ笑顔を貼り付けている、あの判で押したような口角がとにかくきつい。ヤバい新興宗教のイメージそのままな異質さが詰まっていて、読みながら背筋が冷たくなった。
- カルトものを50作以上読んできたけれど、これはトップクラスだと思う。教祖も含めた全員の弱さを丁寧に描いているから、怖さの奥に切なさが残る。完結した今でも語りたい。
- 偽名で潜り込んだのに、全部お見通しな感じが不気味でたまらない。この団体がどこまで食い込んでいるのかという不安がずっと消えず、主人公の無事をただ祈るばかり。
- 笑顔とはそもそも不気味なもので、幸せと他人の不幸は切り離せない。そんな身も蓋もない理屈を正面から描き切っている。拙い部分はあるけれど最後まで過不足なくまとまっていた。
悪い感想・レビュー
- どんどん明らかになるきしょい事実に、読んでいてしんどくなってくる。胸糞としか言いようがない展開が続くし、登場人物を判別できないまま進んだせいで乗り切れなかった部分もある。
- 潜入の流れがやや強引に見えた。洗脳や心理描写はリアルなのに、キャラ同士の関係の狭さが気になってしまう。伏線は多く絡み合うのに、世界が閉じている感じがした。
- 全体的に気持ち悪いし、グロさもかなりある。日曜の朝に読むものではなかった。それでも気持ち悪いのに見てしまう現象が起きるのが厄介で、苦手な人には正直すすめにくい。
- 市民や周りの人物への配慮がまるでなく、えげつない描写が続く。中盤はペースが落ちるように感じたし、顔の皮を剥ぐたぐいの描写が苦手な人にはかなりきついと思う。
- 救いがなさすぎる終わり方だと感じた。主人公からして特ダネのためなら汚い手を使うゲスい記者で、純粋な正義の味方が一人もいない。すっきりした読後感を求めるなら合わない。








