レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
放課後!ダンジョン高校 の感想と評価(良いところ、悪いところ)
放課後!ダンジョン高校
著者: 山西正則
連載: 月刊少年チャンピオン
ジャンル: ファンタジー/少年マンガ/サバイバル/アクション/学園
評価: 8.1/10
あらすじ
四国の沿岸に浮かぶ孤島、源五郎島。そこにある弾正高校は、地下に広大な古代遺跡の迷宮が広がり、周囲を凶悪な巨大生物がうろつく前代未聞の魔境だった。リゾート三昧と騙されて入学した宇佐見ヨウイチは、島での自給自足生活と命懸けの放課後に驚愕する。しかし、家族と左足を奪った怪物を憎む義足の少女・三笠シオと出会い、共にダンジョンへと挑むことに。失われた文明の謎、異形のクリーチャー、そして少年少女の成長。山西正則が圧倒的な熱量で描き出す、日常と非日常が隣り合わせのサバイバル学園生活!未知の深淵へと足を踏み入れる、最高にエキサイティングな青春冒険活劇!
良い所
- 学校の地下がダンジョンというワクワクする設定に一気に引き込まれました!資源を回収したり、未知の生物と戦ったりするサバイバル要素が本格的で、ページをめくる手が止まらない最高の冒険活劇です。
- ヒロインのシオちゃんが最高にかっこよくて可愛いです!義足で力強く戦う姿に痺れましたし、ヨウイチとの不器用な距離感にもニヤニヤしました。キャラクター一人一人の個性が立っていて、群像劇としても優秀。
- モンスターのデザインが不気味で迫力があり、バトルの緊迫感が凄まじいです。放課後に命を懸けて潜るという日常と非日常のバランスが絶妙で、自分も一緒に探索しているような没入感を味わえる大満足の作品です。
- 少年漫画らしい熱い友情と冒険が詰まっています!少しずつダンジョンの謎が明かされていく展開に、子供の頃に感じたような高揚感を思い出しました。絵も非常に丁寧で、クリーチャーの造形には惚れ惚れします。
- 源五郎島の過酷な環境を生き抜くサバイバル描写がリアルで面白い。限られた道具で工夫して難局を乗り越える姿に勇気をもらえました。最後まで一気に駆け抜ける爽快感があり、私にとって大切な一冊になりました。
悪い所
- 全11巻で完結しましたが、終盤の展開が急ぎ足すぎて驚きました。伏線も回収しきれていないように感じてしまい、もっとじっくりと謎を解明していく過程を見たかったので、少し不完全燃焼な気持ちが残ります。
- 明るい学園パートと、人があっさり死ぬダンジョンのシビアな描写の落差が激しすぎて、少し戸惑いました。もう少し世界観の整合性が取れていれば良かったのにと、設定のファンタジーさに冷めてしまう瞬間がある。
- 周りのキャラが強すぎて、主人公のヨウイチくんの活躍が物足りないと感じました。特にシオちゃんの存在感が圧倒的なので、彼自身の劇的な成長や、敵を圧倒するような見せ場をもっと増やしてほしかったのが本音です。
- 序盤のノリに比べて、後半はストーリーが少し散らかっている印象を受けました。新キャラが登場しても掘り下げが不十分なまま次へ進んでしまうので、初期のシンプルに遺跡を攻略する面白さを期待していると疲れます。
- 最終的な結末が打ち切りっぽく感じられて非常に残念でした。物語の核心部分が曖昧なまま幕を閉じてしまったので、期待していた分だけガッカリ感が強いです。もっと長く続いてほしかった名作なだけに、惜しいです。





