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魁!!クロマティ高校 の感想と評価(良いところ、悪いところ)

魁!!クロマティ高校

魁!!クロマティ高校

著者: 野中英次

連載: 週刊少年マガジン

ギャグ学園コメディ

評価: 8.1/10

あらすじ

真面目で成績優秀な神山高志は、ひょんなことから不良の巣窟と呼ばれるクロマティ高校に入学してしまう。そこには筋金入りの不良たちに加え、なぜかフレディ・マーキュリーやゴリラ、ロボットのメカ沢など常識外れのキャラクターが集結していた。常識人のはずの神山が次第にツッコミ役として巻き込まれ、奇想天外な日常が繰り広げられていく。

良い所

  • 劇画調の絵柄とナンセンスなギャグのギャップが最高に笑えた。
  • 一話完結型でテンポが良く、どこから読んでも楽しめる気軽さがあった。
  • メカ沢やフレディなど突拍子もないキャラが強烈で忘れられない。
  • 不良漫画のパロディとしても秀逸で、ジャンルを逆手に取った構成が面白かった。
  • シュールな会話劇が中心で、声を出して笑ってしまうほどの破壊力があった。

悪い所

  • ギャグがシュールすぎて理解しづらい回があった。
  • ストーリー性が薄く、長く読むと単調に感じる部分があった。
  • キャラクターの掘り下げが少なく、感情移入しにくかった。
  • 後半は舞台設定が崩れて、高校という要素が形骸化していた。
  • 同じパターンのボケやツッコミが繰り返され、マンネリ感を覚えることもあった。

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