レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
姫様“拷問”の時間です の感想と評価(良いところ、悪いところ)
姫様“拷問”の時間です
完結連載: 少年ジャンプ+
評価: 8.4/10
あらすじ
魔王軍に囚われ、囚われの身となった国王軍第三騎士団の騎士団長にして王女である「姫様」。彼女から王国の極秘情報を聞き出すため、魔王軍の凄腕サディスト拷問官トーチャー・トルチュが執行する「拷問」の数々。しかし、その正体は、夜遅い時間のバタートースト、焼き立てのたい焼き、最新のゲーム機など、魅惑のグルメや最高のエンタメばかりだった! 騎士としての誇りにかけて必死に抗おうとするも、美味しそうな香りと誘惑に勝てず、毎回あっさり王国のどうでもいい秘密を暴露して屈してしまう姫様。誰も傷つかない、登場人物全員が本当に優しくて良い人しかいない、極限に優しく平和な世界で贈られる、至高のグルメ日常ファンタジーコメディ!
読む前に確認したい相性
向いている人
- 誰も傷つかない完全善意の世界観で、飯テロ級に美味しそうな料理と笑いに毎回癒やされたい人
- 強敵キャラがふとした瞬間に素顔を見せるギャップ萌えを、ほのぼのとしたギャグで楽しめる人
- 毒気ゼロで安心して読めるコメディを、仕事の疲れを溶かすために気楽に手に取りたい人
向いていない人
- 美食で拷問するパターンが毎回繰り返されるため、マンネリを感じやすく大きな変化を求める人
- コメディとは別に魔王軍と王国軍の本格的なバトルやシリアスな世界観を期待して読む人
- 深夜や空腹時に読むとリアルな飯テロ被害を受けるほど美食描写が過酷と感じる人
良い感想・レビュー
- 夜遅くのハニートーストや最新ゲームなど、美味しそうな飯や遊びで拷問するコンセプトが天才的だ。姫様が必死に葛藤しつつもあっさりと誘惑に屈して、皆で楽しく食べている笑顔を見るだけで毎度爆笑してしまう。
- 拷問官のトーチャーや、子煩悩で部下思いな魔王様など、登場人物が全員良い人しかいない優しい世界が大好きだ。誰も傷つかない不快な悪意が一切ない世界観なので、仕事で疲れた夜の精神のデトックスに最高だ。
- ひらけい先生の描く、ラーメンやたこ焼きといった料理の作画クオリティが本当に高い。しずる感たっぷりで深夜に読むと強烈な飯テロになる。バトル漫画並みに無駄に格好いいキャラ作画との温度差も抜群だ。
- 王国の(どうでもいい豆知識のような)秘密を漏らした後の、本当に嬉しそうな姫様のハッピーな表情がたまらなく愛おしい。魔王軍のみんなと友達のように仲良く遊んで満喫している姿に心からほっこりさせられる。
- とにかく読んだ後に幸せな気持ちになれるストレスフリーな究極の癒やし系ギャグとして楽しんでいる。ギスギスした戦争の重さや理不尽さが一切なく、ひたすら美味しいものを皆で食べるハッピーさに溢れている。
悪い感想・レビュー
- お決まりのパターンで拷問され、葛藤して屈して食べるという構成が1巻からずっと同じなため、長く読むとさすがに展開がワンパターンで飽きる。まとめて一気読みすると展開が同じすぎて少し単調に感じてしまう。
- 魔王軍と国王軍の戦争のゆくえや、魔王様の壮大な世界征服計画といったストーリーの本筋が全く進行しないのが不慢だった。大きな縦軸の伏線回収や、ハラハラする本格ファンタジードラマを望む人には合わない。
- 拷問や捕虜という設定の割に、実質は別荘で甘やかされて楽しく暮らしているだけなので、戦時下の緊迫感やスリルがゼロだ。少しでも囚われの身としてのスリルや重厚なサスペンスを求めている私には白けてしまった。
- 一国の騎士団長という要職でありながら、食べ物の誘惑で毎回秒速で秘密を喋るため、姫様の忠誠心の皆無さに呆れた。ギャグだと割り切っていても、毎回国を売る行為を軽く流すご都合主義にたまに冷めてしまう。
- たまに登場する新キャラクターたちも同じように優しくなっていくため、キャラクターの行動の意外性のなさに少々飽きが来た。もう少し物語を動かすような、まじめに冷酷なライバルキャラなどが現れてほしい。
良い感想・レビュー
悪い感想・レビュー
夜遅くのハニートーストや最新ゲームなど、美味しそうな飯や遊びで拷問するコンセプトが天才的だ。姫様が必死に葛藤しつつもあっさりと誘惑に屈して、皆で楽しく食べている笑顔を見るだけで毎度爆笑してしまう。
お決まりのパターンで拷問され、葛藤して屈して食べるという構成が1巻からずっと同じなため、長く読むとさすがに展開がワンパターンで飽きる。まとめて一気読みすると展開が同じすぎて少し単調に感じてしまう。
拷問官のトーチャーや、子煩悩で部下思いな魔王様など、登場人物が全員良い人しかいない優しい世界が大好きだ。誰も傷つかない不快な悪意が一切ない世界観なので、仕事で疲れた夜の精神のデトックスに最高だ。
魔王軍と国王軍の戦争のゆくえや、魔王様の壮大な世界征服計画といったストーリーの本筋が全く進行しないのが不慢だった。大きな縦軸の伏線回収や、ハラハラする本格ファンタジードラマを望む人には合わない。
ひらけい先生の描く、ラーメンやたこ焼きといった料理の作画クオリティが本当に高い。しずる感たっぷりで深夜に読むと強烈な飯テロになる。バトル漫画並みに無駄に格好いいキャラ作画との温度差も抜群だ。
拷問や捕虜という設定の割に、実質は別荘で甘やかされて楽しく暮らしているだけなので、戦時下の緊迫感やスリルがゼロだ。少しでも囚われの身としてのスリルや重厚なサスペンスを求めている私には白けてしまった。
王国の(どうでもいい豆知識のような)秘密を漏らした後の、本当に嬉しそうな姫様のハッピーな表情がたまらなく愛おしい。魔王軍のみんなと友達のように仲良く遊んで満喫している姿に心からほっこりさせられる。
一国の騎士団長という要職でありながら、食べ物の誘惑で毎回秒速で秘密を喋るため、姫様の忠誠心の皆無さに呆れた。ギャグだと割り切っていても、毎回国を売る行為を軽く流すご都合主義にたまに冷めてしまう。
とにかく読んだ後に幸せな気持ちになれるストレスフリーな究極の癒やし系ギャグとして楽しんでいる。ギスギスした戦争の重さや理不尽さが一切なく、ひたすら美味しいものを皆で食べるハッピーさに溢れている。
たまに登場する新キャラクターたちも同じように優しくなっていくため、キャラクターの行動の意外性のなさに少々飽きが来た。もう少し物語を動かすような、まじめに冷酷なライバルキャラなどが現れてほしい。



