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レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:

異世界おじさん の感想と評価(良いところ、悪いところ)

異世界おじさん

異世界おじさん

著者: 殆ど死んでいる

連載: ComicWalker/MFコミックス

ジャンル: 異世界ファンタジーギャグ日常コメディ

評価: 9.3/10

あらすじ

17年間の昏睡状態から目覚めた叔父。彼はなんと、異世界「グランバハマル」から帰還した魔導師だった!?殆ど死んでいるが放つ、セガへの偏愛と異世界のシビアな現実が交錯する新機軸の異世界コメディ。記憶を映像化する魔法で語られる、あまりに悲惨でシュールな冒険譚の数々!

良い所

  • 「異世界転生から帰ってきた後の物語」という逆転の発想が天才的すぎて、おじさんのズレた価値観と甥の冷静なツッコミの応酬には、毎回お腹を抱えて爆笑してしまいます!私の中では唯一無二の作品です。
  • おじさんの「SEGAへの偏執的なまでの愛」と90年代のゲームネタが、当時の世代である私には涙が出るほど懐かしく、あの狂気的なまでの熱量にいつも圧倒されつつも最高に楽しんでいます!
  • おじさんが異世界で無双していたはずなのに、コミュニケーション不足のせいで常に「バッドエンド」に近い扱いを受けていたという真実が悲しすぎます(笑)。その悲惨さが極上のギャグになっていて、凄いです。
  • ヒロインである「ツンデレのエルフ」との絶望的なまでのすれ違いが最高にもどかしい!おじさんの鈍感さにイライラしながらも、それが生み出す極上のコメディから一瞬も目が離せません。
  • 殆ど死んでいる先生の、独特のデフォルメと不気味なほどの書き込みが同居する画風に惹きつけられました。魔法の演出や異世界の生物デザインが非常に独創的で、唯一無二の世界観にどっぷり浸かっています!

悪い所

  • 物語の核である「SEGAのレトロゲームネタ」が分からない私には、一部のギャグや熱狂ぶりが理解しきれず、物語のノリに完全に置いていかれてしまう瞬間があったのが、正直なところ辛かったです。
  • おじさんのあまりに偏った女性観やコミュニケーションの欠落ぶりには、笑いを通り越して本気でイライラしてしまいました。あまりに可哀想すぎて、見ていられないと感じてしまったことが何度かあります。
  • 連載の更新ペースが非常にゆっくりとしているため、物語の進展を待つのが私には少し苦痛でした。一度読み始めると続きが気になりすぎて、次の更新までの待機時間が永遠のように感じられてしまいます(笑)。
  • アニメ化以降の作画の変化や物語のテンポについて、初期の徹底したシュールさを愛していた私としては、少し「マイルドになりすぎた」と感じて、以前ほどの熱狂が薄れてしまった時期がありました。
  • 異世界パートの描写が意外と残酷でエグいことに驚きました。明るい異世界ファンタジーを期待していた私には、その殺伐とした世界観とおじさんの受けた仕打ちが少し重すぎて、引いてしまう場面がありました。

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