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異世界おじさん の感想と評価(良いところ、悪いところ)
良い所
- 異世界転生ものの中で“異世界から帰ってきた”という視点が新鮮で、おじさんの体験と現実の対比が面白く引き込まれた。
- ギャグとシリアスのバランスが非常に良くて、笑えるだけでなく異世界でのおじさんの苦労や過去の描写に胸が痛む場面もあって心に残る。
- SEGAネタなど90年代ゲームや懐かしい文化の話が好きなので、それが随所に出てきてテンションが上がる。
- 戦闘シーンや魔法の描写がしっかりしていて、ファンタジー要素としての質も高い。単なるギャグ漫画ではないとも感じさせる。
- キャラクターの掛け合いが自然で、特におじさんと甥のたかふみ、そして藤宮の関係性がほっこりするし続きが気になる。
悪い所
- 巻が進むにつれて異世界パートのシリアスやバトルが増えてきて、最初の軽いギャグ主体の雰囲気が薄れたと感じることがある。
- おじさんのキャラクターが鈍感すぎたり、ギャップのネタが連発されることで逆に単調に思える場面があった。
- SEGAネタなど懐かしさ重視の話が多いため、それらに詳しくないと楽しみづらい部分がある。
- ヒロインキャラクターやラブコメの要素が散りばめられているが、どれも中途半端で“萌え”としての魅力を期待すると物足りない。
- 展開(特にバトルやシリアス展開)が急に重たくなることがあり、軽く笑いたかった気分のときにはテンションのギャップがきついと感じることがあった。